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エニエス・ロビーに到着したA。陸に降り立って、目を細めながら海風を受ける。と、その瞬間彼女の前に黒い影が躍り出る。いつもなら速攻でぶっ潰すのだが、その影の正体を知ってる彼女はそんな事をしない。柔らかく微笑む。
「久しぶり、ルッチ。」
「A中将、お久しぶりです。長官から貴女様がいらっしゃるのを聞きましたが、これほど早いとは…あらかじめお迎えに上がれず、申し訳ございません。」
跪き、Aの右手を両手で優しく包み込みながら喋るルッチ。もはやギャップ萌えどころではない。人格が違う。Aは困ったように笑う。
「そんなことないわ、ここまでわざわざ来てくれただけで私は嬉しいの。」
「身に余る光栄です。」
内心狂喜しているルッチは静かに彼女の手の甲に口付ける。ちなみにその時のルッチは毎回かなり(やばい方で)興奮している。怖い。毎度のように手の甲にキスをされるAだが、恥ずかしそうに頬を染める。大体本性があんな感じなんだからこんなことに慣れるはずが無いのだ。ちなみに、ルッチのことは元々こう言う性格なんだなと思っている。とんだ勘違いだ。
「ルッチ…恥ずかしいからもうやめて…それより、私はルッチに立って貰って同じ視線で話したいわ。ほら、立って？」
やばい、まじ尊い、え、何？なんで頬染めてんの？誘ってるんですか？と心ので思いながら胸を押さえるルッチ。先ほども言ったが、マジで怖い。ルッチは立ち上がってAの左手を自身の右手に乗せる。
「さあ、ご案内いたします。」
「ふふ、道は分かっているんだけど…まあ、いいですね、お願いします。」
ゆるっゆるな顔でAをエスコートするルッチと、そのヤバイを光景に恐怖する海兵たちとその海兵たちに引きずられる海賊達が世界政府の建物の方へと歩きだす。
その頃長官室。
「なんであいついきなり出て行ったんだ…？」
不審そうにルッチが出て行ったドアを見つめるジャブラ。と、カクが港の方の窓に張り付いて叫ぶ。
「…港に軍艦が来ておる…！！」
全員で顔を見合わせて叫ぶ。
「「「「「「出遅れた！！！！」」」」」」
ルッチさん、見聞色習得している疑惑。
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Marinta Galaxy(プロフ) - スモーカーとヒナとの絡みがどういう展開になるか楽しみです。 (2018年9月9日 23時) (
レス) id: 74fb657421 (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 小ネタで思わず吹きました笑 (2018年9月9日 19時) (レス) id: 724e7d37e6 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 私がリクエストしたものを書いて下さって有り難う御座います！いやー、まだ途中？でも面白いですね！白ひげは普通の話として書いて下さい！逆にお願いしますっ！ (2018年9月1日 11時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
和楽器(プロフ) - あの私も、もう一回リクエストします。夢主が行方不明か迷子になったてのを書いてほしいです!!! (2018年8月31日 13時) (レス) id: aef939673d (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 反抗期のリク消化、ありがとうございます！おもしろかったです！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: a916be50ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぽん。 | 作成日時：2018年8月9日 17時
