エニエス・ロビー ページ22
海賊を討伐し終え、本部にでんでん虫で連絡をするA。
『おかき。』
「あられ。センゴクさん、例の海賊の始末終わりました。」
『ああ、分かった。申し訳ないんだが、今かなり忙しくて代わりに送り届けられる余裕のある中将がいないんだ…そいつはかなりの高額だから中将未満には任せられん…。』
「了解です。不夜島に罪人を直接送り届けますね。手続きの書類も船で書いときます。」
『ありがとう。本当にすまんな…。』
「いえ、本当なら捕らえた私が罪人を送らなければならないんですから。皆さんがお優しいだけです。それでは。」
でんでん虫を切る美しさが留まるところを知らないAをぼーっと見つめる海兵たち。
「行き先を不夜島に変更です。」
近くで見惚れていた海兵がハッとして操縦室に指示を飛ばした。Aは再び手すりに肘をついて海を見つめる。
「あの人達に会うのは久しぶりだなぁ。」
センゴクはため息をつきながら受話器を置く。Aに罪人を届けさせたくない(主に三大将)のはあの世界政府の捻くれ者達に会わせたくないからなんだよなぁ、と思いながら違う番号をでんでん虫に打つ。前回行った時なんかも思い出したくないほど荒れたんだなぁこれが。
CP9長官室にプルルルルとでんでん虫の鳴き声が響く。
「はい、こちらCP9長官スパンダムです。」
『あー、こちらセンゴクだ。』
「元帥殿？！どうなさったんですか？」
ビックリして大声でスパンダムが言えば偶々長官室にいた数人がスパンダムの方を振り返る。
『ああ、今高額の懸賞首を軍艦でそちらまで送りに行く。海軍本部がかなり忙しいから、私自身が連絡しているんだ。』
メンバー達がでんでん虫に釘付けになる。
「は、はぁ。」
『で、まぁ本題なんだが…Aが直接送りに行く。ではよろしく頼む。』
ぶちん、と切れたでんでん虫。そんなことに誰も気にすることはない。嬉しそうに顔を緩めるスパンダムと、ついにこの時が来た…！！！と床を全身を使って叩いて喜びを噛みしめるメンバー達。全員超人なだけあってかなり長官室の床が抜けそうだ。ちなみに、いろんな意味で1番やばい奴は今任務中でいな
「あの方が…ついに…ついに！！！」
くなかった！！バンと開いたドアから控えめに言ってかなり気持ち悪いにやけ顔で入ってくる。
「「「「「「いや、なんで知ってるんだよ。」」」」」」
「は？何を言っている。あの方と俺は運命で繋がれてているんだから分かるなど当たり前だろう？」
とても殴りたくなった。
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Marinta Galaxy(プロフ) - スモーカーとヒナとの絡みがどういう展開になるか楽しみです。 (2018年9月9日 23時) (
レス) id: 74fb657421 (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 小ネタで思わず吹きました笑 (2018年9月9日 19時) (レス) id: 724e7d37e6 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 私がリクエストしたものを書いて下さって有り難う御座います！いやー、まだ途中？でも面白いですね！白ひげは普通の話として書いて下さい！逆にお願いしますっ！ (2018年9月1日 11時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
和楽器(プロフ) - あの私も、もう一回リクエストします。夢主が行方不明か迷子になったてのを書いてほしいです!!! (2018年8月31日 13時) (レス) id: aef939673d (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 反抗期のリク消化、ありがとうございます！おもしろかったです！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: a916be50ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぽん。 | 作成日時：2018年8月9日 17時
