大将の一日〜ボルサリーノ〜 ページ19
さて、Aだいちゅき野郎として名前が挙げられる三大将だが、普段からAと近い所で生活をする彼らの一日を覗いてみようか。まずは黄猿、もといボルサリーノから。
彼の朝は特段早いわけでもない。いつも通りの時間にゆっくり起き上がると、コーヒーを片手に自室の窓から見える渡り廊下をじっと見つめる。もう片手にはカメラ。険しい顔で渡り廊下の奥の方の入り口を見つめる。と、そこからAが速足で現れる。そして光の速さでシャッターを押すボルサリーノ。もちろん連写である。今日、少し寝癖のついてしまった長い髪をぽふぽふ触りながら気にして歩く姿を見て一人なのをいいことに体全体を使って悶える。もちろん、シャッターを高速で押し続けたままであるが。
「なんだぁ〜い？あの可愛さはねぇ〜？おじさん気が狂いそうだよぉ〜。」
側からみれば、既に気が狂っているようにしか見えない。廊下を渡りきって、見えなくなる直前にAはふわぁっと、片目をつぶって欠伸をする。ボルサリーノはビシッと固まる。そして完全に見えなくなるまでシャッターを押し続け切った瞬間、がくっ、と膝をつく。もちろん鼻から流血している。
「…なんだぁ〜い？あの最後の一撃はぁ〜？」
Aが渡り廊下を歩いた時間、15秒間。撮られた写真、1,500枚。ちなみに、Aはその渡り廊下を毎朝通るので、これがボルサリーノの日課である。
さて、身支度を整えて次に向かったのは、ある一室である。ボルサリーノがふぅ、と溜息をついてからドアを開ける。
「「「「「会長、おはようございます！」」」」」
「掛け声行こうかぁ〜？」
1人の海兵が進み出て、声を張り上げる。
「A中将は！！！」
「「「「「お美しい！！！！！」」」」」
「A中将は！！！」
「「「「「麗しい！！！！！」」」」」
「A中将に！！！」
「「「「「踏まれたい！！！！！」」」」」←
「A中将は！！！」
「「「「「絶対！！！！！」」」」」
「今日も俺たちはA中将のために！！！」
「「「「「生きます！！！！！」」」」」
そして、バッと左胸に拳をあてて、Aに忠誠(？)(？)を誓う海兵たち。
「よぉ〜し、解散〜。」
まぁ、端的に言えばこれはAファンクラブで、ボルサリーノが会長なだけである。もちろんAはその存在を知る由もない。この後のボルサリーノは自身で研究したAに会える可能性が高い道をしらみつぶしに通るだけである。大丈夫か、最高戦力。
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Marinta Galaxy(プロフ) - スモーカーとヒナとの絡みがどういう展開になるか楽しみです。 (2018年9月9日 23時) (
レス) id: 74fb657421 (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 小ネタで思わず吹きました笑 (2018年9月9日 19時) (レス) id: 724e7d37e6 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 私がリクエストしたものを書いて下さって有り難う御座います！いやー、まだ途中？でも面白いですね！白ひげは普通の話として書いて下さい！逆にお願いしますっ！ (2018年9月1日 11時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
和楽器(プロフ) - あの私も、もう一回リクエストします。夢主が行方不明か迷子になったてのを書いてほしいです!!! (2018年8月31日 13時) (レス) id: aef939673d (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 反抗期のリク消化、ありがとうございます！おもしろかったです！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: a916be50ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぽん。 | 作成日時：2018年8月9日 17時
