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雲一つない真っ青な空の下、Aは見えてきた海軍本部を甲板で手すりに寄りかかりながら見つめる。風に吹かれる美しい姿に海兵たちがいつも通り見惚れる。と、そこに海風とは違う一陣の風がヒュルと吹く。Aはピクリと反応して斜め上を見上げる。そこに砂が渦を巻きはじめ、人の上半身の形を作りはじめる。
「クロコダイル？」
砂は実体を持ち、クロコダイルになる。
「あァ、久しぶりだなA。」
「なんでここに？」
「迎えに来た。」
「ええ？もうすぐ着くから大丈夫よ？」
「…じゃあ乗せてくれ。」
「ええどうぞ。」
(((えー)))
せっかくA中将の姿拝んでたのになんでお前が入ってくるんだよ〜と言う海兵たちの心の声がダダ漏れである。クロコダイルが軍艦に降り立ち二人は談笑する。
(((やっぱり美しいからなんでもいいや)))
またゆるゆるの顔に戻る安定の海兵達であった。
軍艦が港に着くと、Aはあることに気がつき首をかしげる。
「…なにかしら？この殺気？」
クロコダイルはその殺気の主に気付き、鼻で笑う。
「ふん、バカな奴らだ。」
「…お主…一人だけ海を渡れるのをいいことに…！！！」
「頂けねぇな鰐さんよぉ？今日は雲が一つもねぇんだからなぁ。」
「…。」
無言で抜刀するミホーク。こいつが一番怖いかもしれないと思ったが、割と後の二人もガチガチの戦闘体勢である。
「みんなもう来てたのね？」
ニコニコしながら軍艦からAが3人を覗けば、3人は一瞬で戦闘体勢を解き、顔を緩める。微笑みながら階段を使わずにストンと3人の前に飛び降りる。一番最初に動いたのはハンコックだった。
「A〜〜〜♡♡会いたかったのじゃぞ〜〜♡」
ものすごい勢いで突進したハンコックをAは優しく受け止め、嬉しそうに笑う。そのとびきりの笑顔を見た海兵たちは鼻血を噴水のように吹き出して倒れる。
「私もよ。二人も久しぶりね！」
「久しぶりだなぁA。」
「ああそうだな。」
「おい女帝Aをいい加減に離せ。」
今までAを独占していたクロコダイルが不機嫌な声で言う。
「いやじゃ！なぜ妾のAを離さなければならないんじゃ！」
やいやいと言い争う三武海プラス海賊女帝。
「おい、元帥に会いに行っとったら…また、Aさんを困らせよって…。」
「ジンベエ！久しぶりね！」
「ああ、お久しぶりですな。」
「おい、Aと親しげに話しておるから言っておくがAは妾のものじゃからな。」
「だからなんでそうなるんだよ。」
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Marinta Galaxy(プロフ) - スモーカーとヒナとの絡みがどういう展開になるか楽しみです。 (2018年9月9日 23時) (
レス) id: 74fb657421 (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 小ネタで思わず吹きました笑 (2018年9月9日 19時) (レス) id: 724e7d37e6 (このIDを非表示/違反報告)
カロ - 私がリクエストしたものを書いて下さって有り難う御座います！いやー、まだ途中？でも面白いですね！白ひげは普通の話として書いて下さい！逆にお願いしますっ！ (2018年9月1日 11時) (レス) id: cab3b979f4 (このIDを非表示/違反報告)
和楽器(プロフ) - あの私も、もう一回リクエストします。夢主が行方不明か迷子になったてのを書いてほしいです!!! (2018年8月31日 13時) (レス) id: aef939673d (このIDを非表示/違反報告)
ボルさんLOVE - 反抗期のリク消化、ありがとうございます！おもしろかったです！ (2018年8月31日 11時) (レス) id: a916be50ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でこぽん。 | 作成日時：2018年8月9日 17時
