15 現実 ページ16
呑み会のことは覚えていない。
呑みすぎた。
俺は今、誰かの家にいる。
間違いないのは自分の家ではない。
隣には下着姿の湯沢が寝ている。
そして俺は上半身裸。
隆弘)うそだろ…
時間は夜中の3時。
どういうことだよ。
俺は
末吉に誘われて、呑み会にきた。
誰が来るかは聞いてなくて。
居酒屋についたら10人ぐらい既に集まっていた。
そこには湯沢アリサも。
アリサ)隆弘先輩！来るなら言ってくださいよぉ
隆弘)あ、あぁ。
末吉)西島！こっちこいよ
末吉、助かったわ、ありがとう
心の中でそう呟いて末吉の元へ行った。
お酒が入ってきていい気持ちになっていた時
湯沢アリサが俺の元へ来た。
湯沢は酔っていないらしい。
酔い始めていた俺は話すだけなら、そう思って
湯沢と話していた。
アリサ)先輩！全然呑んでないじゃないですか！
隆弘)いやもう俺いい具合に酔ってるよ
アリサ)まだまだですよぉ！
もっともっと呑んでくださいっ！！
それからの記憶が無い。
恐らく大量に呑まされたんだろう。
ここは恐らく湯沢の家。
気がついたらこいつと寝てた。
俺、抱いたってことか、？
湯沢は下着姿。俺は上半身裸。
それしか考えられないよな。
とりあえず俺は急いで家を出た。
アリサが俺の後ろ姿を見て
笑っているのを知らずに。
午前3時。もちろん電車はない。
タクシーも走ってない。
家までは約2.5km。
走れない距離じゃない。
俺は走って家に帰った。
走って50分。
ついた。
隆弘)A！！！
ドアを開けて名前を呼ぶ。
が。
いない。
隆弘)A、？
どこいったんだよ。
よく見ると、化粧品や服など、
少しものがなくなっている。
まさか、と思って
Aが持ってるいちばん大きいバックが
あるかどうか確認しに行った。
ない。
嘘だ。
そのとき、
ピロン...♪*ﾟ
LINEの通知音が静かな家に響いた。
隆弘)湯沢…？
「隆弘先輩、気持ちよさそうに寝てましたよ♥」
そこには、俺の寝ている上半身裸の背中が。
自然に通話ボタンを押していた。
アリサ『もしﾓ…』
隆弘「Aに送ったりしてないよな！？」
アリサ『写真ですかぁ？』
隆弘「あぁ」
アリサ『さぁ？』
隆弘「お前…」
アリサ『私達、付き合いません？』
隆弘「は？」
アリサ『出ていったんでしょ？』
隆弘「ふざけんな」
俺は電話を切った。
これが現実か
.
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hanaaa(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！この土日にできれば第二章終わそうかな、って思ってます！引き続きお楽しみください！ (2017年10月14日 0時) (
レス) id: 1ef852c020 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - いろいろあったけど、上手くいってよかったです。続き気になります。更新お願いします。 (2017年10月13日 22時) (レス) id: cf73dd18fe (このIDを非表示/違反報告)
hanaaa(プロフ) - にゃんたろーさん» ありがとうございます！泣いていただけるなんて私も泣きそうです、涙 (2017年9月11日 0時) (レス) id: 1ef852c020 (このIDを非表示/違反報告)
hanaaa(プロフ) - ぽめ子さん» めっちゃ共感です(；＿；) (2017年9月11日 0時) (レス) id: 1ef852c020 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんたろー(プロフ) - 見させていただきました！みてて泣いてしまいました！！優しい感じの彼も大好きですっ(TωT)ｳﾙｳﾙ (2017年9月10日 21時) (レス) id: 9000e70e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：starflower87 | 作成日時：2017年8月1日 23時
