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涼「じゃあ、行こっか!!」
「うんっ。」
龍斗「緊張してる??笑」
「しない方がおかしいの!!」
叔母「ふふっ、行ってらっしゃい」
おばさんに手を振り、龍斗に車椅子を押してもらいながら学校へと向かう。
「はぁ、友達出来なかったらどうしよう。」
龍斗「できるできる!!みんな良い人だから!!」
この島は高校がひとつしかなく、挙句の果てに、
クラスは2クラスしかない。
1クラス14人程度だ。
狭く深くってやつだね。
あっという間に学校に着き、涼と別れる。
龍斗と一緒に教室に行く。
すると、教室の前には担任の先生が居た。
先生は、初めましてAさんだね??と少しの自己紹介をした。
先生は中島健人という名前らしい。
中島先生は呼んだら橋本と入って来て〜と、
龍斗と私を廊下に残した。
そして、先生が教室内で話し始めた。
先生「はい。おはよう。今日は転校生が来てるよ!入って〜」
ザワザワッ
龍斗「行くよ??」
「うん。」
ガラガラッ
「え、可愛い。」
「美人さんだねぇ!!」
「………。」
先生「AAちゃんだ!!見ての通り車椅子だから、色々と助けてやってくれ!!」
『はーい!!』
龍斗「良かったね、みんな受け入れてくれたよ笑」
「うん。」
先生「じゃあ、HR終わり〜!!」
先生がそういった途端みんなが席をたち始めた。
「ねぇ、Aって呼んで良い??」
「あっ、うん!」
佐藤「おれは佐藤龍我って言います!!龍我って呼んで!!」
「分かった龍我くんって呼ぶ」
佐藤「うん!!」
「あーっ!!龍我ずるい!!俺は浮所飛貴って言います。Aよろしくねっニコッ」
「飛貴くん??よろしくっ」
クラスの子達とたくさん話せた。
私の不安はいつの間にかどこかに吹き飛んでた。
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作者名:スチュアート | 作成日時:2020年3月17日 17時