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母｢じゃあ、気を付けるのよ。｣
朝の5時30分
日がでたばかりの時間に私は出発する。
父｢元気でな。｣
昨日、お母さんとお父さんと話し合った結果。
とりあえず1年。
そう言う話になった。
お母さんとお父さんは微笑みながら私を見送った。
電車に乗り、船に乗った。
海風が気持ちよく吹いていた。
｢そういえばもう、6月の終わりなんだ｣
本やらケータイやらをいじってたらあっという間に離れ島までついてて。
船から降りるとおばさんが出迎えてくれた。
叔母｢久しぶりだね。じゃあ、早速行こうか｣
｢うん。｣
おばさんには2人の子供がいて、
上の子は涼、下の子は龍斗。
私の従兄弟だ。
2人とも水泳をしている。
そして、私が車椅子生活なのも知らない。
少し不安を抱きつつ、おばさんの家へ入った。
叔母｢ただいま〜｣
おばさんがそう言うと、
龍斗、A来たよ!!と元気いっぱいの声が聞こえた。
変わらないなぁって思いつつなんて言われるかなって考えてしまう。
涼｢A!!久しぶり!!…??｣
龍斗｢待ってよ涼くん、あれ??A??｣
｢2人には言ってなかったよね、｣
叔母｢とりあえず、家入ろう。続きは居間に行ってからねﾆｺｯ｣
おばさんの家の中では車椅子が使えないから、
使える方の足と松葉杖を使って生活する。
居間に着き、一段落してから私は2人に話し始めた
｢あのね_________｣
話終わると、涼と龍斗は泣いていて。
頑張ったねっ。とか
辛かったね。とか
ワーワー子供みたいに泣き叫んでた。笑
でも、2人はしっかり私の事を理解してくれた。
それだけで嬉しかった。
泣き終わった頃に龍斗が
龍斗｢明日から学校来るんでしょ??俺と同じクラスだよ｣
って言ってて。
今まで学校に行ってなかったくせに、即答で
｢うん!!｣
って言ってる自分が居てびっくりした。
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作者名：スチュアート | 作成日時：2020年3月17日 17時
