検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:4,869 hit

孤独の引越し。 ページ1

____第1章:孤独の引越し。____








コンコンッ






母「A。今日は学校行く、?」






ドアの向こうから聞こえるお母さんの声。




いつも通りの朝。






「……行かない。」






母「そう、。ご飯置いておくわね。」







そう言ってリビングへと降りていった。





…なぜ学校に行かなくなったか。





そんなの決まってる。









もう、水泳は出来ないから。






3歳から始めた水泳。


物心ついた頃には水泳が大好きだった。




小学生の時、全国大会に出場して見事2位を取り、


中学は推薦で水泳の強豪校で有名な所に入った。






そこは小中高とエスカレート式で、

私の人生は安泰……








そのはずだった。





中学2年生の夏。


もうそろそろ先輩が引退する。そんな時に事件は起きた。










先生「今回大会に出られるメンバーは、佐野、山崎、新倉、松村、Aの5人だ。」







豊田「えっ、そんな。先生!!なんでAなんですか!!」






先生「豊田、聞いてるぞ。最近部活を無断で休んでたらしいじゃないか。しかも、タイムも6秒以上遅くなってる。それに比べてAは4月から4秒も速くなってる。当たり前の結果だ。」






豊田「2年が出るなんてありえない。ボソッ」







その時は気にしてなかった。


何よりも、憧れの先輩とチームで出られるのが嬉しかったのだ。






新倉「A!!よろしくねニコッ」






この新倉華という人が憧れの先輩だ。



華先輩は私が小学生の時に出た全国大会で1位を取った人だ。




クールビューティーで優しく面倒見がいい。

そんな先輩と一緒だったから浮かれていた。





それを後悔したのはメンバーが発表された1週間後だった。









ドンッ






昼休み、購買に行こうとしてる途中だった。





後ろから誰かに押された。



それに抗うことが出来ずに私はそのまま、

階段を転げ落ちた。








目を覚ました時には、知らない場所にいて。




多分病院のベットの上。






そして、いつもと違うことはそれだけじゃなかった。









「足が………動かない、。」

.→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.2/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:HiHiJets,美少年,ジャニーズJr   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スチュアート | 作成日時:2020年3月17日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。