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「和、お熱測ろや」
和也「ややっ、」
「なんで嫌なんー、痛くも痒くもないやろ〜？」
和が珍しく検温を嫌がっとる。いつもは大人しくさせてくれるんやけどな。
あ、いつもはぐったりして抵抗する気力もなかったから大人しかったんかな。
あれ、恭平まだ学校行ってへんやん。
「なぁ、はよ学校行かな遅刻すんで？」
恭平「あ、いってきますっ、」
和也「ごちそうさまでしたぁ、」
ご飯はあんま食べられへんかなって、お粥を器の半分だけよそってやったら全部平らげておまけにおかわりもした。
よかった、食欲はいつも通りみたい。今回の熱は軽症で済みそう。やからって油断はできひんけど。
「全部食べられたやん、偉い^^」
和也「へへ、かずくんえらいのぉ^^」
その後、家にあった子供用風邪薬を飲んで、眠りについた。
和也「んぅ...」
「和おはよ、もう夕方やけど笑」
和也「朝ごはんたべたばっかやん、あれぇ、？」
寝起きでふわふわしとる。額に触れても熱ない。珍しく一晩もせずに下がった。
一応測らせるか。
「和！お熱測るで」
和也「嫌っ！！」
朝よりめっちゃ嫌がってるわ。これはもう元気になったってことでおっけー、？笑
続く
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作者名：りりか | 作成日時：2023年9月2日 21時
