BTSと天使ちゃんのお話 8 (ページ33)

今日:12 hit、昨日:15 hit、合計:1,194,790 hit

. ページ33

.

ジミンside

スタッフ『千里ちゃんが！』

奥で着替えをしてたら血相を変えて走ったきたスタッフさんにただ事じゃないんだって走って向かう

目の前に広がる光景はうずくまって大泣きをしている千里の姿

何があったのかわからない

ヒョン達が声を掛けても聞こえないみたいでその姿は辛そうで、まるで失敗をした時の自分を見てるみたいだった

ジミン『ヒョン、少し千里と話をしてもいいですか？』

スタッフさんに席を外してもらって顔を覆って泣いてる千里の前にしゃがみこむ

ジミン『千里こっち見て、ジミンだよ』

千里『ごめんっ、なさい。失敗して、ごめんなさい』

ジミン『ゆっくりでいいから僕に話してみて。大丈夫だよ、落ち着いて』

抱き締めて背中をさすってあげたら、段々と落ち着いてきてアカペラで声が出なかった事がすごくショックだったって

そう泣きながら話す姿はまるで失敗したときの自分を見てるみたい

ジミン『大丈夫だよ。千里は僕が失敗して落ち込んでる時にいつも言ってくれるでしょ？公演中に落ち込むな、切り替えろ！って』

ジミン『終わったら見返してどこがダメだったのか、どこが良かったのかオッパと一緒に見よう。だから、今は切り替えてステージ立てる？』

千里『がん、ばる…』

ジミン『うん、オッパも頑張るから一緒に頑張ろう』

頭を撫でて千里をスタッフさんの元へ連れていく
秒で着替えて泣いた後を消すようにメイクをして袖までくる千里

まだ不安そうな顔をしてる千里に大丈夫だよ、の意味を込めてハグをする