BTSと天使ちゃんのお話 15

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千里「初めまして、大倉千里です」



先生「はい、拍手〜」



友達の言う通り、大倉さんが来たのは新学期が始まって2週間後だった


先生「大倉の席は、窓際の1番後ろの席な。小野、隣なんだから教えてやってくれな」



カタンっと隣に隣に座った大倉さん


綺麗なような、可愛いようなどちらとも言い難いけどすごく大人びいた顔をしてて思わず見とれてると視線を感じてかこっちを見た大倉さんと目が合った




千里「？」


瑠衣「あ、えーっと、俺、小野 瑠衣(ｵﾉ ﾙｲ)。よろしくね」


千里「大倉です。よろしくお願いします」



ふわりと微笑んだ大倉さんに
胸が弾んだ気がした



…



男子「なー、大倉さん初めて見たけど可愛すぎね！？」


男子「それな！どストライクで好きなタイプ」



男子「お前まじ隣とか羨ましすぎるわ〜」



瑠衣「え、ああ笑」



体育の授業中
体育館の反対側でバスケの試合中の大倉さんを見てバレないように騒いでるけど、それどころじゃない



大倉さんはなんか不思議な存在


遅れてるはずの勉強も指名されたら難なく答えるし
今もボールのパスをもらって綺麗な放物線を描いてシュートを決めてる



涼しい顔をしてなんでも簡単にやってのけてしまう

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