依存系彼女＊Ryusei

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…






「はじめまして！担当プランナーの松島と申します！よろしくお願いします！」







とにかく、この人を形容するなら『ハイテンション』だろう。








流星『よろしゅう。』






『ども。』






「招待状とかもお送りするのでよろしいんですよね？」







…ブライダル業界の先輩(元)として言う。









彼の敬語はなっていない。





今まで愛想とルックスで乗り切ってきた感がすごい。









『は、はい。』









「それでは、こちらn『村上じゃないか！！』









この敬語なっとらんやつの声を遮るようにどこか聞き覚えのある声が耳を塞いだ。






？『お前、こんなところで何してんだ？…まさか結婚するのか？』








『…課長…』







そう、こいつは私に土下座をさせたやつ下平課長だ。





二度と会いたくないやつに最悪なタイミングであってしまった。






流星『知り合い…？』







『…前の…上司』







流星『………』









課長『お前結婚すんのか？…ウケるな笑せいぜい紹介ビデオの時に変なビデオ流さないんだぞ笑笑？
それにお前みたいな不届き者がいたせいで俺はなぁまた左遷なんだよ笑笑
Twitterに挙げてただろ？ヤクザたちがあれで炎上よ笑
でも、お前はこんなイケメンとっ捕まえて笑笑…笑えるわ！お前、よっぽど床上手なんだな笑
そうじゃないとお前なんk『いいかげんにしろっ！！！』








止まらない課長の悪口を遮ったのは…







流星『いいかげんにしろ。』








何故か標準語の流星だった。







流星『お前なんかになぁ、何がわかるんだよ。分かるか？お前はなぁ、もう既に人一人分の一生を狂わしてるんだよ！あの日Aがどうやって帰ったか知ってっか？裸足で帰ったんだよ！それがなんだ。自分がちょっと悪いところに転じると不届き者だの床上手だの言いたい放題言いやがって！
本物の不届き者はお前だろ！』









『流星…もうええから……！』









流星『こちらでは絶対式はあげません今更謝られたって無駄なので謝らないでください。Aっ！行くで？』








そう言うと流星は私を無理やり引っ張って外にやった。









流星『…ごめんな…なんかどうしても我慢出来ひんくて』





『そんな…流星は悪ないやろ？…私…式挙げるのに一番いい所見つけた。今日で確信したで？そこが一番いい所や行こ？流星…』



※今までで記憶に残ったシーンがあればコメントで教えてください！

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