白岩ちゃんのINI活動記録2 (ページ10)

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大切な仲間へ（2）ページ10

西side

池﨑「A帰ってくんの遅い〜」

藤牧「LINEも返って来ないね」

木村「電話も出ないもんね」

田島「そろそろ再開しそうだし、呼びに行こっか」

尾崎「俺も行くわ！」

戻ってくる気配のないAを俺、柾哉、たじ、匠海、京介、理人のA過保護メンバーで探しに行く

他にも来たいって言ってたけど、待機する人居なくなるのも変だからとりあえず半分のメンバーで行く

廊下に出ると案外直ぐにAは見つかった

ただ、隣には見覚えのない女の子

尾崎「あ、あの子…」

藤牧「知ってるの？」

尾崎「あれや多分、地下アイドル時代に同じメンバーやった子やと思う。雰囲気変わってるけど多分そうやわ」

木村「まじか…」

ちょっとした修羅場に遭遇してしまったみたいで動けない

とりあえず見守ることに

聞こえてきたのは信じられない言葉だった

田中「まあ、あの時は…その…Aばっかり注目されて、色々しちゃったけどさ、結局、今、売れてるのはAだし？水に流してよ笑」

前にAは枕や繋がりのデマを流されて脱退したって聞いたことあるけど…

こんな反省の色の無い言葉Aはどう思うんだろう

田中「実はAが抜けた後、ファンも減ってさ、自然消滅的な形で解散したんだよね〜。まあ、だから私も韓国来たんだよ」

白岩「…」

田中「Aはオーディションキツかったかもしれないけど、今、イケメンたちと過ごせてるじゃん〜。いいなあ。A、本当に男好きだもんね！あ、冗談だよ？笑」

白岩「朱里…」

田中「正直さ、ダンスも歌もこっちのアイドルに比べたらまだまだだけど顔はいいよね！ねえ、紹介してよ！！西くん？気になってるんだよね〜」

白岩「朱里…！！！」

田中「びっくりした、、何？」

白岩「私のことはどれだけ悪く行っても構わない…でも、メンバーのことを悪くいうのだけは許さないっ…」

田中「何それ…また独り占めしようとするわけ？はぁ…またデマ流そうかな…笑」

白岩「っ…！」

俺らのために立ち向かっていく小さな背中を見ているだけなんて出来ずに思わず飛び込む

西「はい、そこまでー」