白岩ちゃんのINI活動記録2 (ページ11)

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大切な仲間へ（3）ページ11

白岩side

白岩「洸人くん…」

声の方を振り向くと洸人くん、柾哉くん、将吾くん、匠海くん、京ちゃん、理人が居た

木村「さっきから聞いてたけど…Aのこと悪く言われたら黙ってられないなあ」

藤牧「あーあ、派手に言ってくれてたねえ。証拠動画撮ってるし、別にデマ流しても誰も信じないと思うよ」

田中「えっ…」

池﨑「てか、紹介？なにそれー笑少なくとも俺はAにしか興味無いけど笑」

田島「多分、、練習生向いてないんじゃないかな？」

尾崎「Aが昔から人気なのには理由があるって早く気づいた方がええで」

田中「っ…尾崎くん、、」

尾崎「久しぶりに会ってもなんも変わってへんなあ〜」

田中「っ、、、」

西「Aのこと悪く言うやつに顔褒められても嬉しくねえわ。今のAのメンバーは俺たちだから。Aのこと悪く言うやつは元メンバーだろうと容赦しねえよ」

田中「なんで…なんでAばっかり……」

朱里は俯いて呟く

白岩「朱里…私…あの時あの事が無ければもっとみんなと歌って踊りたかった……それくらいアイドルは私にとって特別だった…」

思い出して涙がこぼれる

白岩「でも………もうあそこに私の居場所は無かった…自分の感情にさえ素直でいられなかった…」

朱里「っ…」

白岩「今の、、、INIは私が掴んだ、かけがえのない居場所なの…だから、もうこれ以上、、壊さないでっ……」

朱里「…ごめん、、なさい………」

床に崩れ落ちる朱里に背を向け、スタジオに向けて歩く

田島「A…」

白岩「っぅ……ごめ………」

西「あー、泣け泣け！頑張ったなあ！！！」

尾崎「あかんわ！俺まで泣けてまうわ！」

藤牧「なんで笑」

みんな抱きしめてくれたり、頭を撫でてくれたり、背中を摩ってくれる

池﨑「かけがえのない居場所って思ってくれてるの嬉しいなあ」

白岩「ん…だって、、A、みんなのこと大好きだもん…」

池﨑「んがー可愛い」

田島「んがーって笑」

木村「A、メンバーのこと守ってくれてありがとう」

白岩「大切な…大切な仲間だから…」

スタジオに戻るとメイクさんが大慌てでメイクを治してくれる

何故か泣いてた匠海も笑

スタジオで待っていてくれたメンバーも潰れそうな勢いで抱きしめてくれた

やっぱり私にとって最愛の居場所だ