舞い落ちる花びら ページ47
木村side
ポジションバトル最後のステージは自分たちのステージだった
スタンバイまで少し時間が空いて、廊下でボーッとしていると大好きな子が走ってくる
白岩「柾哉くん！良かった！もうスタンバイ行っちゃったかと思ったよ〜！」
少し息の上がった彼女
そこまでして探しててくれたのかなと嬉しくなる
木村「照明さんのスタンバイ入ってて、少し時間空いたんだ。どうしたの？」
白岩「私、柾哉くんに言いたいことがあって！」
木村「言いたいこと？」
白岩「うん。同じダンスポジションとして、絶対負けたくないんだけど、リハーサルで見た時から柾哉くんのチームは本当に素敵だった！だから、今日のステージも楽しみにしてる！正々堂々戦いたい！！」
Aは目をキラキラさせながら言う
木村「…それだけ？笑」
白岩「あと…」
そう言ってモジモジするA
白岩「無限大で柾哉くんの隣で踊って、今は夏海ちゃんが柾哉くんの隣で踊ってて………今度隣になるのは、またAがいいっていう、、、わがままなんだけど…」
顔を赤らめながらそう言う
それって
木村「嫉妬してくれたの？」
白岩「嫉妬…した。だって、いっつも夏海ちゃんと一緒にいるんだもん…今まではAが一緒にいたのに」
確かにポジションバトルが始まってから、異様に距離を詰めてくる佐藤さん
何をするにも、柾哉くん！柾哉くん！で練習なのに気が散ることも多かった
たじからも威尊からも好意を向けられていて、余裕のあるAが嫉妬するなんて思わなかった
木村「ふふっ」
白岩「笑い事じゃないんだから！」
拗ねたように頬を膨らます
ステージ前に嬉しい気持ちに浸かる
佐藤「柾哉くん！！！！こんな所にいた！もうスタンバイだよお〜！」
幸せな気持ちを遮るように、佐藤さんが猫なで声で腕をからませてくる
白岩「…」
拗ねてる
木村「分かった」
佐藤さんに絡まれた腕を振りほどいで、Aの耳元で言う
木村「心配しなくても、俺はAしか見えてないから大丈夫だよ。行ってきます。」
そう言うとAは嬉しそうに微笑む
白岩「行ってらっしゃい！！」
舞い落ちる花びらのステージは、俊司がセンターの役割を果たし、1位になった
2位は悔しかったけど、今までで1番いいものになった
ステージ前のAからの言葉のおかげだったりして
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F(プロフ) - くまさん» 感想、凄く嬉しいです！ありがとうございます！！今後も宜しくお願い致します！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: 0d188d59b5 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - みーさん» 素敵な感想ありがとうございます！！今後も宜しくお願いします！ (2021年8月31日 20時) (レス) id: 0d188d59b5 (このIDを非表示/違反報告)
F(プロフ) - ちょるさん» ご指摘ありがとうございます！大変申し訳ございませんでした。全て修正させて頂きました！！ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。今後も宜しくお願い致します。 (2021年8月31日 20時) (レス) id: 0d188d59b5 (このIDを非表示/違反報告)
ちょる(プロフ) - いつも楽しみながら読ませていただいてます！ただ威尊くんの名前が尊威になっているのだけ気になるので修正していただけたら嬉しいです。これからも楽しみにしています！ (2021年8月31日 19時) (レス) id: 61e4b04353 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - めちゃくちゃすきな設定で嬉しいです！更新楽しみにしてます！ (2021年8月26日 23時) (レス) id: 0883cafa55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：F | 作成日時：2021年8月25日 4時
