序章 ページ3
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2012年 ??月 ??日 ??時 ??分
ある夜、荷物を運んでいた船で警備員が見回りをしていた。
周りは当然暗いが、警備員は懐中電灯を持って見回りをしているため、大丈夫だった。
警備員は何故か暗いなか、黒いサングラスをかけていた。
警備員の男の足音が、壁や床から反響してくる。
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茜「いや………!!」
その頃、船の荷物が積んでいる部屋では茜と女が争っていた。
荷物の中には、日本の警察のマスコットキャラクタータイホくんの人形が入っていた。
茜「ううぅ………!!」
女「くうぅ………!!」
茜と女は両手で互いの手を握り、押しつけあいをしていた。
・
そんなことが起こっているとは警備員の男は知らずに右手で懐中電灯を持ち、左手で板チョコレートを持って食べながら見回りをしていた。
男「…ん……？」
男は何か音がしたような気がしてあたりを見回した。
そして板チョコを一口食べ、歯をキラッと輝かせた。
・
女はそばにあった鉄パイプを手に取り、茜に振りかぶった。
茜「きゃあああ！！！」
茜は間一髪でそれを避けた。
そのせいで、後ろにあったタイホくんが入った木の箱が女によって壊された。
・
男「ああっ!!!」
男は何か音がしたので驚き、足を止めた。
同時に、男は持っていた板チョコを制服のポケットにしまった。
男「な、なんだ…！？誰かいるのか……！？？」
男はそう言い、右手に懐中電灯を持ったまま、黒い棒を構えた。
男「ううぅ……;やめてくれよな…………!;」
男はそう言うと音のする方に走った。
・
女は茜に向かって鉄パイプを振り回し続ける。
茜は必死にそれを避け、女の持っている鉄パイプを両手で受け止めた。
・
ガンッ……!!
・
その瞬間、何かが鉄パイプにあたった。
薄暗い部屋の中、赤いランプはそれを照らした。
・
バンッ……!!
・
同時に部屋の扉が開き、警備員の男が入ってきた。
男「そ、そこで何をやってる……」
男はそこで言葉を止めた。
何故なら、コックの女が倒れたからだ。
同時にコックの女の帽子が落ちた。
女はピクリとも動かなかった。
茜は持っていた鉄パイプを落とした。
茜達の周りにはタイホくんも落ちていた。
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警備員の男は震える腕で懐中電灯をタイホくんと鉄パイプに向け、次に茜に向かって向けた。
茜は倒れた女を見て、ただ呆然とそれを見つめていた。
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リリア(プロフ) - レイトンｖｓ逆転裁判でイナGO…めっちゃいい！！がんばれ！超がんばれ！この小説叫びたいくらい好き！ (2013年1月8日 18時) (
レス) id: 6d8996907d (このIDを非表示/違反報告)
風野サキ(プロフ) - 更新ガンバ♪ (2013年1月4日 20時) (レス) id: e6b0b8f9fb (このIDを非表示/違反報告)
風野サキ(プロフ) - ぼんちょ*綾神さんー教えてくれてありがとうございます!!! (2013年1月4日 19時) (レス) id: e6b0b8f9fb (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - ぽんちょ*彩神さん» 本当ですか！？(ﾟДﾟ;)こんな駄作を面白いと言ってくださってありがとうございます！(/_;) (2013年1月4日 12時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 風野サキさん» ごめん！私もわかんない(汗)私はスマホでやってるから;; (2013年1月4日 0時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣城スノウ | 作成日時：2013年1月2日 10時
