きたさいたまとさいたま姉弟 ページ9
太鼓界。
ここに来た魂は皆、それぞれに基づいた実体と精神を持って生まれてくる。
1部竜の姿になれたりする者など例外はいるが、大体は「人間」という種族の容貌と似通った姿で生まれてくる。
今日も今日とて騒がしい彼らの日常が始まる……。
さいたま「うわああああああっ！！」
きさま「うおおおおっ！？ 何だよ！ 呼んだだけじゃねえか！」
さいたま「あああぁ……きたちゃんかぁ……びっくりした……」
きさま「……びっくりしたはこっちのセリフだよ」
今、このような会話を繰り広げたのは姉弟の関係にある2人の男女。
女に声を掛け驚かれた彼はきたさいたま2000。かつては「4強」と呼ばれるほどの実力者であり、今でもその強さは衰えぬ、まさに強者と呼ばれるに相応しい青年だ。
男としても短めであろう水色の髪をしており、その色とはほぼ対照的ともいえる程に鮮やかな深紅の瞳で、未だ驚きを隠せぬ表情をした姉を怪訝な顔で見つめた。
対し男に名を呼ばれ異様に驚いていた彼女はさいたま2000。この太鼓界において、彼女の名を知らぬ者はいないという程有名な少女だ。
肩より少し下程であろう水色の髪を高く結び、髪の色をより鮮やかにしたような色合いの瞳で、己の名を呼んだ弟を見つめ、はにかんだ。
さいたま「エヘヘ……ごめんね？」
きさま「……ったく……大丈夫かよ？ 姉貴最近ぼーっとしてばっかだぜ？」
さいたま「うん、大丈夫だよ。それでどうしたの？」
きさま「……あぁ、それでだな」
まったく、今ので全部吹っ飛んじまうところだったぜ。と若干の嫌味をこぼしつつ、きさまはさいたまに己の要件を伝えた。
きさま「最近、ノイズっていうバケモンがぶらついてるみたいだから、外に出るときは用心しろよ」
さいたま「……ノイズ〜？」
きさま「あぁ」
さいたま「へぇ〜……」
さいたまは聞いたこともない存在の名に多少困惑し、気の無い返事を返した。
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アフィアル(プロフ) - 闇塚アリスさん» おめでとうございます！ (2019年1月5日 0時) (
レス) id: 0e81381c1e (このIDを非表示/違反報告)
闇塚アリス(プロフ) - アフィアルさん» 遅いけどあけましておめでとうございます！ (2019年1月4日 12時) (レス) id: 1576d7affb (このIDを非表示/違反報告)
闇塚アリス(プロフ) - アフィアルさん» 大丈夫です！また訂正するときは言ってくださいね！ (2018年12月11日 6時) (レス) id: 1576d7affb (このIDを非表示/違反報告)
アフィアル(プロフ) - 闇塚アリスさん» すみません、読み返してみて、自分の話の中に少し訂正箇所がありましたので訂正させていただきました。 (2018年12月11日 1時) (レス) id: 0e81381c1e (このIDを非表示/違反報告)
闇塚アリス(プロフ) - アフィアルさん» 次はアフィアルさんです！ (2018年12月9日 18時) (レス) id: 1576d7affb (このIDを非表示/違反報告)
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