白 い 牙 達

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ルハン君がお手洗いで席を外すと

XM「るぅの事、前向きに考えてあげてね
意外といいやつだから…」


『はい…良い人ってのは分かるんですけどね…』


XM「焦らずゆっくり考えてね、
あと、無理やり吸血されたら俺が怒ってあげる！」

『ははっ、すぐ報告しますね！』




カップを拭きながら、話してくるシウさん

結構落ち着いてるな〜と思いながら珈琲を飲み



LH 「なになに〜、盛り上がってる 、何話してたの？」

『ルハン君の悪口！』

LH「ひどっ、噛むぞ〜 ！」


嘘をつくと、私の頰を抓り

『シウさん！助けて〜 ！』

XM 「はいはーい 〜」


またラブラブだ〜とでも言いたそうに適当に相槌を打ちながら笑っているシウさん

LH 「そろそろ帰ろっか、シウちゃんまたね〜」


『ご馳走様でした！』


XM 「また遊びに来てね 」


さっとお金をカウンターに置いて立ち上がるルハン君

そして、片手はポケットに手を入れたまま、私の前に手の平を出し


LH「はい、行こっか」


そのまま、何となく手を繋ぎお店から出て

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