敵 ページ26
私はワカくんを二代目東京卍會に誘いにきた。
ベンケイは知らん。ワカくんいれば着いてくるっしょ。
『ワカくん家って、確かここだよね?』
呼び鈴を押そうとしたとき、ドアが開いた。
『え、あ、ワカくん!』
「!?」
『って…え?』
出てきたワカくんは関東卍會の特攻服を着ていた。
「何の用だ?」
『ワカくん…関東卍會に入ったの?』
「…ああ」
てことは…ワカくんと敵になっちゃった…
「A、もうこれはガキの喧嘩じゃねぇ。殺し合いだ。」
『…』
「不良の世界から一歩退け。そして俺にもう関わるな」
『っ…!』
初めて聞くワカくんから聞く冷たい言葉。
それは心に重く、深く突き刺さった。
『ど…して?』
「…」
『母さんも!真くんもハルもワカくんも!なんで私を置いて行くのよ!』
「…」
『もう…"私を独りにしないで"…』
「…!」
「っ…」
すると突然視界が真っ暗になる
「…A!?」
私はそのまま意識を手放した。
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らず - あの、貴方の名前が呼べたならの、パスワードを、教えてもらえませんか? (2023年4月5日 2時) (レス) id: 420a815871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただのオタク☆ | 作成日時:2022年12月31日 10時