私を独りにしないで【今牛若狭】完

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『ん…』

「！起きたか」

『タケ…兄』

「…よかった」

『何が…あったの？』

「頭殴られて道に倒れてたらしい。二日寝てたぞ」

『二日も？』

「ああ」

『千壽は？私ロクハラにやられたんだけど、無事？！』

「…」

『…え？』

「千壽は無事だ。ただ…」

『…？』

「ドラケンが死んだ」

『…え？！』

「あの日、遊園地ではながを狙ったロクハラの奴らがいて、庇って、死んだ」

『嘘でしょ…！？』

「そしてその日に三天戦争が起きた。」

『…！？！？』

「結果梵は解散、サウスは死んで六破羅単代(ロクハラ)は関東卍會(トーマン)に吸収された。」

『えっ…待って？サウス死んだの？』

「ああ」

『なんで…！？』

「マイキーに殺られた」

『う…そ、マイキーが、？』










あの優しかったマイキーが？









『あ、武道くんは？！』

「マイキーにやられて今は寝てる」

『寝て？』

「入院」

『…そっか』

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