paparazzi 109 ページ13
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身体が凍りついた。
身動きが取れないほど、サーっと何かが引いた。
あんなに注意してたのに。
先生も声、抑えてくれてたのに。
カーテンだって全部閉めていたし、見えないように厳重体制張ってたのに。
もう、終わりや。
Aは真面目やからきっと、先生にチクるんやろな。
『........どうして知ってるんだよ』
A「井川先生、出張でいなくて。林先生も事務忙しそうやから哀川先生に部活の練習に来てもらおうと思って、理恵に頼まれて先生の事探してた。それでB組から光が漏れてて、ドアが少し開いたら恭平と先生がいて.......急いでドアを閉め、先生忙しそうやからって皆に伝えに行った」
『A頼む！この事だけは誰にも...........！！』
バレたら俺も先生も終わりやった。
俺らの愛は本物で本気で愛し合っていたから終わるのが嫌やった。
A「言わへんよ。私も哀川先生に早く辞められたら困るから。恭平、早く別れたほうがええよ」
『嫌や。Aはまだ男と付き合った事がないから分からんのんや。俺、ここまで本気で人を好きになったん初めてや』
A「分からへんかもね。恭平の本気さは分かったけど、こんなん間違っとるよ。教師と生徒でも！！それに哀川先生ら半年前から付き合っとる恋人がおるから二股かけられたこおになるんやで？」
恭平「A、それって俺の事やから。半年前から先生と付き合っとる。本気で。告白したら私も好きやって先生からキスしてくれてん」
俺のその言葉を聞いたAはその場にしゃがみ込んでしまって
A「おかしいよ。恭平おかしいよ。もう、訳分からん.........」
そう言って彼女は半泣き状態になった。
それから俺は高校1年生になるまで先生と付き合っていた。
Aは決してその事を誰にも言わへんかった。
彼女が俺がAに関係がバレてからも付き合い続けている事を知っていた。
苦しかったと思う。
尊敬していた女教師が小学校の頃から知っている同級生と禁断の恋をしているなんて。
せやから俺はこの時の恩を返す時やと思っている。
彼女は禁断の恋をしている。
俺も避難される恋だと呼ばれるが彼女の方が影響力が強い。
バレたら彼女の人生が死んでしまう。
俺もバレてたらきっと死んでた。
やから俺はこの事実を守るしかない。
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まーみん(プロフ) - 続き読みたいです！更新お待ちしております！ (2020年10月28日 20時) (
レス) id: 0d318b30bb (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - ＭＭＭＭさん» コメントありがとうございます。嬉しいです！ (2018年6月3日 7時) (レス) id: 088692d195 (このIDを非表示/違反報告)
ＭＭＭＭ - 初めてドロドロ作品を見たんですが、はまっちゃいました！ (2018年6月2日 16時) (レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みれいさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね！ (2017年8月17日 23時) (レス) id: 088692d195 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - この作品大好きです！お忙しいとはおもいますが、更新頑張ってください！ (2017年8月17日 10時) (レス) id: 63e87bcdba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい
| 作成日時：2017年4月7日 22時
