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129 TH ページ33

side TH








Aが出ていってしまった扉を眺めたまま動けずにいた。








…やってしまった。









その一言に尽きる。









転びそうになったAを咄嗟に抱き締めてしまった。









問題はその後だ。









その場にしゃがみ込みガシガシと頭を搔く。









…離したくない。そう思って腕に閉じ込めてしまった。









ハグなんていつもしてるのにいつにも増して離したくなかった。









TH「はぁぁ〜…可愛すぎるだろ…」









顔を真っ赤にさせ戸惑い潤んだ目と視線が絡んだ時、危うく理性が飛びかけた。









きっとAは無自覚。









自分がそんな顔をしてるなんて微塵も思ってない。









あんな態度を取られたら期待してしまう。









……Aが俺を好きなんじゃないかって。









.

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TaTaChiM(プロフ) - はさん» は様 楽しみにして頂きありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2021年2月16日 19時) (レス) id: 0da430181b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつも楽しみにしてます! (2021年2月15日 2時) (レス) id: c678939602 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:TaTaChiM | 作成日時:2021年2月10日 22時

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