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ぎゅっと更に強く抱き締められる。
「テ、テヒョンアっ…もう、大丈夫だから、」
そう言い彼の胸を押し返す。
手が彼の素肌に触れまた顔が熱くなるのを感じる。
さっきから顔は熱いし心臓は痛いくらい鼓動を打つし軽くパニック状態だ。
すっと顎を掬い上げられ、ばちっと目が合う。
TH「……また顔真っ赤…やっぱ熱でもある、?」
今にも鼻先が触れてしまいそうな位顔が近い。
おでこへ触れようとする手を避ける様に俯く。
「っ…せ、洗濯しなきゃだからっ!もう行くねっ」
これ以上ここに居てはいけないと頭で警笛が鳴る。
テヒョンの胸をぐっと押し返して離れ洗濯物を抱えれば逃げる様に部屋を出る。
洗濯機がある洗面所まで辿り着きドアを閉めればドアに凭れたままずるずるとその場に座り込む。
「はぁ〜……何やってるんだろ私…」
未だに痛いくらい鼓動を打つ心臓にそう言葉を漏らしその場からしばらく動く事ができなかった。
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TaTaChiM(プロフ) - はさん» は様 楽しみにして頂きありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2021年2月16日 19時) (レス) id: 0da430181b (このIDを非表示/違反報告)
は(プロフ) - いつも楽しみにしてます! (2021年2月15日 2時) (レス) id: c678939602 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:TaTaChiM | 作成日時:2021年2月10日 22時