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▽ 七夕の約束。66 ▽ ページ18
*
母「Aもたもたせんと
はよして！遅れるやろ！」
「ちょ、待って」
とうとう来てしまった
入学式
「ふぅ…」
鏡に写る自分
新しい制服…廉にも
見せたかったな
母「もう行くで！」
「はーい」
階段を駆け下りて
車に乗る
高校、どんなところかな
ちょっと不安だけど
頑張ろう
.
.
校長の話が長い。
眠いあくびがでそう
「なあ」
隣の男子が小声で
話しかけてきた
お、友達になれるかな？
？「俺西畑大吾、よろしく」
「大吾？」
大「おん。そっちは？」
「萩原A！」
大「A…Aな！」
にっと笑う
可愛い顔…
女の子みたい
大「え？何？なんか付いてる？」
「へ？あ、いやなにも！」
思わずじーっと見てしまった
女子より女子力高そう…
なんて考えてたら
式は終わって
大「おーい帰る時間ですよー」
目の前で手を振られる
大「もう忘れたん？大ちゃんやで」
「忘れてないし」
とりあえず友達ができて
ひと安心
*
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作者名：ちよこみる汰。 | 作成日時：2017年2月26日 2時
