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▽ 七夕の約束。64 ▽ ページ16
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廉side
廉「暇や〜！」
東京に来てから
ずっと暇
Aがおったら
こんなに暇になる事無い
離れてみるとやっぱり
会いたい
廉「何してんねやろ」
スマホを片手に
昨日の電話の内容を思い出す
廉「…紫耀」
今日は確か
紫耀とかいう俺の知らん奴と
会ってる
めっちゃ腹立つねん
俺高校で彼氏作らんとって
って言ったのにさ
高校入る前に男と遊んでんねん…
阿呆。
あほA。
あいつどんな感じで
その紫耀とかいう奴と
話すんやろ
笑ってんのかな
俺の知らんとこで
.
廉「…なんやねん」
俺の前でだけ笑ってたらええやん
俺以外の男と遊ばんでもええやん
あいつにこんな事言ったら
廉「笑うよな」
幼馴染ってむずい
気になっても
幼馴染って関係が邪魔すんねん
でも幼馴染やから
あいつと出会えて
他と違う特別な関係で
いられる
廉「ま、もっと特別になんのは
難しいけど」
なあA
会いたいよ
*
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作者名：ちよこみる汰。 | 作成日時：2017年2月26日 2時
