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▽ 七夕の約束。60 ▽ ページ12
*
廉『知らん男についてく頭悪い奴やと
思わんかったわ』
「あーもーうるさい!」
廉は不貞腐れると本当に面倒臭い
私がため息をついたのと同時に
LINEの通知が来る
紫耀さんじゃあ明日!時間はこの前と同じでまた迎え行く!
A分かりました!
廉『なー!聞いてんの?』
「もう廉うるさい…」
廉『はあ?』
「もう切るで」
廉『は!?ちょ、お前』
廉が何かを言いかけた所で
切ってしまった
これは明日怖いぞ…
でも心のどこかで
廉が愛おしくて
うるさいけど
お説教されて嬉しかったり…
「あ、紫耀さんかな」
LINEの通知が来る
廉バカあほ許さんあほ
「何であほ2回…」
こんな文章でも
ニヤけてしまう
「あー私気持ち悪い!」
A鉄パイプ!
こんなくだらない会話をするのが
幸せ
廉のLINEのトーク画面を
開いたまま眠った
*
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作者名：ちよこみる汰。 | 作成日時：2017年2月26日 2時
