WEStory . (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:723 hit

〈青〉ページ5

.

「ただいまぁ～♪」

『おかえり！ってどーしたの！？』

「んぁ～？」

彼の名前はりゅうくん

私の旦那さん

結婚して２年になった

今日のりゅうくん

もの凄い酔っ払って帰ってきた

『りゅうくん大丈夫!?』

「んへ。大丈夫～…じゃなぁい」

『お酒強いんじゃなかったっけ？』

「強いでぇ～い」

ダメだこりゃ

そうとう酔ってる

すると私の方に持たれてきた彼

まるで力が抜けたように

『ちょ、重たいって！』

「んぅ～。」

仕方ない。

取り敢えず着替えさそうと思って

そのまま彼を寝室に

『ちゃんと立って。』

「わかったぁ～」

『ジャケット脱いで』

「はぁ～い」

とニコニコしながらゆっくりと脱ぐ彼

『シャツもはよ脱いで』

「わかった～ぁ」

その間私は彼に背を向けて

ジャケットを綺麗にしていた

その時

『ｷｬｯ…！』

彼がベットの上に押し倒して来た

彼の顔を見るとニコニコな彼……じゃなかった

「…俺が酔って帰ってくると思った？」

『うそ…』

服装はシャツを出し、

ボタンが3つくらい開いている

かなり凄い状態

「俺がお酒強いこと知っとるやろ？」

『知ってるけど酔った状態で帰ってきたやん』

「いや、全然酔ってへんよ」

『じゃあなんで』

「Aを驚かせようと思った」

いやいや、その状況でそんな可愛いこといわれても

ギャップとかせこいよ…

すると急に唇を重ねてきた彼

どうしたの…？急に。なんて聞いてみると

「やっぱりA好きやなって」

『はい！？やっぱ酔っ払ってるんじゃないの！？』

「だーかーら、酔ってへんって」

なんて言う彼だけど

普段はこんな感じじゃない

「Aに癒してもらおっかなって」

このワードを言う彼は

もう何をしようとしているのか察しがつく

『まだすることいろいろ...！！』

「…無理。もう我慢出来ひん」

.