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〈 赤 〉 ページ1

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朝の並木道を歩いてる中









「ちょっーぷっ!」


『いった!!なにすんの!』


「おはよーす!」


『また大毅!!もう!おはよう!!』









そんなあほなことをしてくるのは

私の小学校3年生の時からの幼馴染の大毅だった









「いやー、なんかさー、朝から元気ないなーって!」


『朝から元気いいのは大毅だけでしょ』


「ん?!それ!?褒められてる!?」


『別に褒めてないしー』


「いや!褒めてるやろ!」









そんなことでいつも笑わせてくれるのは彼だった





昔からずっと一緒にいた私たちは

同じ中学へ行き、同じ高校へと入学した






でももう高校生活も終わろうとしていた









『大毅はいつも笑わしてくれるよね』


「お、じゃあそれは俺がおもろいってこと!?」


『んまあそうかなあ。でも煩すぎることもあるけど』


「んじゃー俺、お笑い芸人目指そかな!?」


『あ、そこまで面白くないよ』


「えぇー、、なれると思ったとになあ」


『ふふ笑 嘘だよ!私はそんな大毅が好きだよ』


「え?」









あ、、やってしまった






私は大毅のことがずっと好きだった

でもその気持ちをずっと抑えてきた







それを何故か今このタイミングで暴露してしまった









『あ、、これは、その...』



「それ、本気でゆーてる?」









この際だからはっきり言おうと思った






このまま自分の気持ちを抑えてまで大毅と喋るのはまた違う








言ってはっきりして

残りの高校生活を楽しもう









『えっと、、本気、です』


「...」









いつも煩い大毅が黙り込んだ

そんな黙らないでよ








「...実は俺もずっとAのこと好きでした」


『え?』


「よければ!!俺と!!付き合ってくれませんか!!」









これが高校三年生三学期の始まり






答えなんて









一択しかない









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〈 橙 〉→



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- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 1時) (レス) id: 6f8d5c3c30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:実優 | 作者ホームページ:http://west house-7  
作成日時:2018年8月7日 1時

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