登 坂 先 生 。

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「無理。
なにこれ。」






鏡見た瞬間まじで泣きそうなった。






臣「女子は黒髪だな、やっぱ。」



「黒すぎでしょ。意味わかんない。」




臣「ダークアッシュにしたから
まだマシだろ。」




「これで教室に戻れとか無理！」




臣「良い色してんじゃん。
大丈夫大丈夫。ほら、戻れ。」





「最悪なんですけど。」








結局指導室追い出されて




教室に戻る事にした私。






絶対笑われる。



だってきもいんだもん、私の髪ー…









？「あ！Aちゃん黒髪だ！」






後ろを振り向くと






「岩ちゃん！！おひさー♡」








うちの学校には




まだイケメン先生がいるんです。








養護教員の岩田先生♡







登坂せんせーとは比べものにならないくらい






優しくて可愛くて


最高に素敵な先生なんです。







しかも名前呼びっていうオプション付き。♡









ほんと癒しの存在……♡








岩「茶髪も好きだけど、この色すげぇ可愛い。」






「えー…ほんとにー？」






岩「うん。また男寄ってきちゃうな、こりゃ。(笑)」







「大丈夫！岩ちゃん以上の男はいないから！！」






岩「またまた〜そんな事言っちゃって〜」






「ほんとに！私の癒しだよ、岩ちゃんは(笑)」









岩「俺はAちゃんが癒しだけどねー？」






廊下で岩ちゃんと笑いあってたら





後ろからファイルで頭叩かれた。






誰かは分かってるけど。









臣「なにいちゃついてんだよ。早く戻れ。」





「岩ちゃんとまだ話し…



臣「はいはい。戻るぞ。岩ちゃんも
甘やかしすぎだから。」






岩「臣さん顔怖いっすよー笑顔ですよー
えーがーお。」






手首掴まれて無理やり教室に



連れていかれるハメに。









せっかくの岩ちゃんタイムが……(泣)









臣「遅刻届けもう出してあるから
そのまま入れ。」





「ん。」








ほんと優しくない先生なんだから。





振り向くと




体の向き変えられて





無理やり教室に入れさせられる私。






臣「早く。行け。」






ムカつくから教室に入ってやった。







美「黒可愛いーじゃん！♡」




入ってきた瞬間、美紅が叫ぶから



皆こっち見るし。









「………やっぱり帰りたい。」

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