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臣「岩ちゃ……


あれ?」






珍しく岩ちゃんが保健室に居ないことに

私達は驚いて思わず目を合わせる。






先生はソファに私を優しく下ろすと

頭を撫でて救急箱を取りに奥に行ってしまった。






それだけでも寂しいって思う私は

重症かも。









臣「………誰にやられた?」



「ぶつけた、だけ…


臣「にしては、相当酷いけどな〜?」





先生は私の足を冷やしながら

分かりきってる口調で聞いてくる。






「ほんとに何でもないのー…」



臣「ふーん…」





先生は湿布と包帯で私の腫れた
右足を固定する。




先生が私に触れる指先が
優しさでいっぱいで


それだけで心臓壊れそう……





「ありがと……」


臣「あんま無理に動かすなよ?」






先生の言う事、やる事、全てが



私をドキドキさせる。







臣「てか。」






私が着ている大樹くんのジャージの
匂いを嗅ぐ先生。






臣「男からこれ、借りたの?」



「あ、うん……大樹くんから借りた。」





見る見るうちに


先生がどんどん不機嫌なっていく。








臣「あんま色目使ってんじゃねーよ。」


「そんなの、使っ……きゃっ!」





両手首を



がっちし掴まれ



ソファに体を沈める。








臣「鈍感。天然。ばか。」


「は、はぁっ!?」





こんな状況でよくもそんな……









臣「だから、男が寄ってくんだろーが……」







先生の声と言葉で





私、死ねるかも……//









「せんせ……?」








私の手首を掴む先生の手が




私の頬を優しく撫でる。








臣「……すっぴん。可愛いじゃん。」





「……っ…//」








恥ずかしくなって思わず顔を逸らす。








臣「先生に反抗する気?」



「っ……!」







顎を掴まれ顔を向けさせられたかと

思うと



掴んでる親指で



私の唇に触れる先生。







もう、無理……かも……っ









.









臣「………おかしくなること、


しよっか。」









甘い声が私を刺激させた瞬間、









先生の唇が重なった。

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- 登坂先生〜最高〜キュンキュンします^^ (2015年8月12日 13時) (レス) id: d7ef78c14c (このIDを非表示/違反報告)
あやき - 更新まちきれないよ!笑はやく登坂先生におぼれたい。← (2015年7月27日 21時) (レス) id: 0a799e41b2 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 続編早くのせてください!笑 (2015年7月24日 17時) (レス) id: 10a752d884 (このIDを非表示/違反報告)
なのか(プロフ) - 登坂先生にそんなこと言われてみたいわ:-) (2015年7月24日 17時) (レス) id: 10a752d884 (このIDを非表示/違反報告)
三代目fan(プロフ) - 過呼吸どころか鼻血だしてぶっ倒れそうwwwにやけてしまうwww (2015年7月15日 21時) (レス) id: c59919130f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mii. | 作成日時:2015年6月27日 22時

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