登 坂 先 生 。

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「お兄ちゃん？
あのー……？」






直「今日さ、隆二と買い物行こうと思って。」






学校行く前の謎の光景。







リビングのソファでは爽やか笑顔の






今市さんが座っていた。







あの、いつの間に……？








隆「Aちゃん、おはよ〜。
そしてお邪魔してます(笑)」






全く変わらないその笑顔と




ペコペコする低姿勢に






また固まる私。





めっちゃお兄ちゃんと仲良くなってんじゃん！！←







隆「直人さん(笑)Aちゃんめっちゃ
固まってますよ(笑)」





直「おまっ(笑)そんなびっくりすんなよ〜(笑)」









いや、２人して何が面白いのか




私には全く分かんない……てか、やばっ！








電車一本、行っちゃったな、こりゃ。









直「あー。これ遅刻パターンじゃん。
また怒られんじゃないのー？(笑)
あの、登坂せんせーに(笑)」






妹の遅刻確定にニヤニヤする謎の兄。






「ま、まだ！遅刻じゃないし！(笑)」







大丈夫。快速残ってたら多分……←









すると








隆「だったら、僕、送りますよ。」









救世主！！






てことで、






直「２人とも気を付けて〜」









お兄ちゃんに手を振られながら




今市さんと家を出た。

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