登 坂 先 生 。

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「はぁー……」






家に着くなり


へニョへニョ〜って自分の部屋のドアに



もたれかかりながら力が抜ける。








何あれ。//







甘すぎた。







先生の目に、声に。







すべてが甘かった。






おまけに最後








『明日の放課後、選択教室。いいな？』








そんな事言われてしまい






頭が追いつかない。









直「ただいまー…」








お兄ちゃんだ。







「おかえ………り…」




思わず言葉がつまる。




だって、



リビングに行くと





知らない男の人がいたから。









直「こちら、今市隆二くん。」








隆「初めまして〜。Aちゃん？だよね。
よろしく。」









へ？





なにこれ。








隆「来週から、家庭教師として
来ることになったので、挨拶だけでも、って
思っていきなり来ちゃいました(笑)」








優しい敬語と笑顔が特徴的な、



今市、さん。







てか。








「…………家庭教師、ですか？」








初めて聞かされましたけど…






えっ？









直「母さんが塾より家庭教師って
電話で言ってきてさ。(笑)」








「な、るほど……」









最近の私はおかしいのかも。









なんでこんなイケメンばっかりに



出会うのでしょーか。









「あの、それじゃあ……来週から、
よろしくお願いします…」








ニャンちゅうに似てる……←

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