#36 ページ37
「もしもし…」
ソファで電話する私に
かまってちゃんな臣ちゃんが抱きつく。
とうとう頭おかしくなっちゃった、この人←
電話相手はもちろん、
『さっきは急に電話してごめんなさい(笑)』
「ううん!ごめんね、出れなくて。
明日の事、だよね?」
『はい!その事で…』
ん?
私の耳から音声が消える。
臣「もしもし、岩ちゃん?」
やっぱり。
だから抱きついてたのね。←
臣は私の手から携帯を取ると
私から離れベランダに出る。
「私の携帯だっつーの……(笑)」
虚しくなった私はテレビをつけた。
『ストーカー被害が多発しています。』
ストーカー……
包帯で巻かれた足首を見ながら
思い出す。
あれは、きっと…
大丈夫。ストーカーじゃない。
臣に迷惑掛けられないし。
私はテレビを消して寝室に向かおうとした。
ガラガラ
そのタイミングでベランダから戻ってくる臣。
臣「明日朝10時な。(笑)」
「臣と岩田さん揃ったらバレちゃうんじゃない?(笑)」
臣「大丈夫。オーラ消すから。」
「絶対無理でしよ。(笑)」
臣から携帯受け取ると
そのまま手を引かれ寝室に向かった。
1095人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nanami24 - ストーカーって誰なんでしょうね!だいたいけんとうはついています!おみくんの言葉にもうキュンキュンしました。続きもはやく見たいです。更新頑張ってください♪ (2016年12月24日 9時) (レス) id: a09da7c125 (このIDを非表示/違反報告)
mik - 更新待ってます! (2015年7月24日 12時) (レス) id: ef33d2e2bf (このIDを非表示/違反報告)
臣LOVE - この話、マジで面白いです。続きが本当に楽しみです。更新頑張ってください!!! (2015年7月17日 17時) (レス) id: 7b441122cf (このIDを非表示/違反報告)
あやき - オミ君、マジサイキョー (2015年6月1日 0時) (レス) id: 0a799e41b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - おもしろいデス!!更新がんばってください(´∀`) (2015年5月31日 20時) (レス) id: c940e7cade (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mii. | 作成日時:2015年5月12日 19時