幼 馴 染 み 。* T.hiroomi *

#１４ ページ15

登坂side


『もうだめだめちゃん卒業します……っ』




そんな事言ってたような気がする。







別にだめだめでも良いんだけど(笑)




完璧だったら可愛くねぇもん。←









「はぁ………疲れた」







冷静になった瞬間
体に疲れが。






飲まなくて正解だったわ。






シャワーだけにしようと思ったけど

結局湯船に浸かる俺。





濡れた髪に、ぶかぶかのTシャツに、
短パン……



変態とか言うけど

誘ってるのあいつだろ。





「………この前の下着か。」







先週２人で買いに行った

俺が選んだ下着付けてたな、あいつ。








「あー…我慢ってつら。」









俺がいっつも上半身裸だから

スウェットと下着しか置いてないとことか。





やっぱ分かってんな、って思った。








「Aー……って寝てるし(笑)」








あ。やべぇ。







…………もう俺、襲っていいかな。←









「髪乾かしてねーし……」







俺はAを抱きかかえベットに下ろした。







身長まぁまぁあるくせに

体軽すぎんだろ。







「………ゃ……」






俺が離れようとした瞬間


腕を掴むA。





寝てるくせに何してくれちゃってんの。まじで。








「ごめん。でも許せよ…？」








寝ているAの唇に俺の唇を重ねた。

#１５→←#１３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す