第3魔法 ページ5
しばらくすると、『モストロ・ラウンジ』はイソギンチャクで埋め尽くされた。
なんとも美しい眺めなのかしら。
アズが指パッチンをしたのに合わせて、周りの照明を消し、アズにスポットを当てる。
アズール「これはこれは成績優秀上位50名からあぶれた哀れな皆さん。ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ。皆さん、僕のことはよ〜くご存知でしょうが、改めてご挨拶を。僕はアズール・アーシェングロット。」
「こんにちは、イソギンチャクさん。私はアズの双子、ヴァニラ・アーシェングロットと申します。アズはオクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり………。」
アズール「そして、今日から君たちの
しかし、アズがこう言えば、イソギンチャクさん達は口々に『こんなの詐欺だろ!』などとイチャモンをつけていた。
まぁ、言い出したのはハーツラビュル1年で、ハートのペイントが特徴的なエースさんですけど。
「詐欺だなんて人聞きの悪い。」
「アズは完璧なテスト対策ノートをお渡ししたので、それをしっかりこなせば、90点以上は取れているはずですよ?」
エース「ああ!確かに取れたぜ92点。」
では、なにがご不満なの?
エース「でも、テスト対策ノートを渡した相手がこんなにいるなんて話は聞いてねーよ。」
はぁ。
私は、誰にも気づかれないほど小さなため息をついた。
契約書はちゃんとお読みになられたのかしら………。
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葉月 愛衣(プロフ) - まゆゆさん» そう言っていただけて嬉しいです!これから少しずつ投稿していきますので、どうか変わらず読んでいただけると嬉しいです! (2021年1月25日 0時) (レス) id: 3d7f422e57 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ - はやく続きよみたいー(^o^)(^o^)めちゃくちゃ面白いです\(^o^)/(岡崎風) (2021年1月24日 8時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
葉月 愛衣(プロフ) - れーんーりーさん» ありがとうございます!!リリア様、これから登場させようかなと思ってますので、お楽しみに!(いつ出すかは未定です………) (2020年12月1日 19時) (レス) id: ce1b53c37e (このIDを非表示/違反報告)
れーんーりー - 応援しておりますね!あと、リリア様が私大好き((殴 (2020年12月1日 18時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉月 愛衣 | 作成日時:2020年10月22日 20時