大学に行くはずだったんだ ページ28
A side
今日はのんびり大学に向かう。今日は3限からだけど、その前に仲の良い友達2人と履修している講義の課題を終わらせておきたいよね、ということで早めに家を出た。
と、急に肩を叩かれた。その人、めちゃめちゃ息切れしてるけど。
「…くっ？！」
葛葉くんだった。手には私のノーパソ。え、うそでしょ、私ってば家に置いてきてたのか！全然課題やるどころじゃなかったじゃん…！私の救世主葛葉様〜！
葛「おま、歩くの、早ぇよ…」
「ありがとう！くず、さ、さぁしゃ…」
葛「サーシャ？あ、やっべ」
相当焦って来てくれたのか、髪色は真っ白。一応まだ朝だし通勤通学の人々がいるから、さすがに好奇のまなざしで見られるかも。あ、こんなに美しい人だったら羨望かもしれないね。
葛「ほんと、変なとこ抜けてるよな」
「ほんとにありがとう、助かった」
葛「ん、ならよし」
「そのまま来た葛葉くんもなかなか抜けてると思うけどね」
葛「いや、そこはさぁ？お前が困ると思って急いだから」
「んふふ、わかってるよ。ほんとにありがとね…あ、あそこ
のスタバで何か奢るよ。お礼に」
葛「え、まじで！頑張って走ってくるもんだなァ！」
ほんと葛葉くんったら。甘いものと奢られることに関しては目がないんだから…笑
とある服屋の試着室に店員の目を盗んで入り、魔力を使って葛葉くんは黒髪にチェンジ。体力を消耗したあとということもあって、いつもよりよわよわの魔力らしい。後頭部まで染まっているかどうかを確認してほしいからと私も試着室に入ったんだけど、心配することなんてなかった。綺麗な真っ黒。
「黒髪も似合うよね」
葛「まあな。んじゃ、スタバ行こうぜ！今ってイチゴの時期だ
よな？」
「そうだね」
え。首こてんって。え？はい、可愛い。
葛「イチゴ…！」
「これにする？」
葛「うん…！悪魔的にうまそう…！」
おめめキラキラ。ブンブン振ってる尻尾が見える。スタバについてからも可愛い。5歳児か。一体何だその可愛さは。これで葛葉くんに惚れるなという方が無理だよ。みんな惚れるよ。無意識のあざとさなのかな…私、可愛さ負けてないか…？
葛「てかお前、大学は？」
「ん、まだ時間は平気だよ」
葛「いつまで？やだなぁ、行ってほしくないなぁ…」
「ゲホッ、ゲホッ」
く、葛葉さん？！そんなこと言われちゃあ勘違いしてしまうが？！凄くむせちゃったよ…！
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TWIN tower☆(プロフ) - あいさん» お返事遅くなってしまってすみません、ありがとうございました！ (6月23日 13時) (
レス) @page37 id: 8dae0d076b (このIDを非表示/違反報告)
TWIN tower☆(プロフ) - ふふさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございました〜！ (5月9日 22時) (レス) id: 8dae0d076b (このIDを非表示/違反報告)
ふふ - 有難う御座いました!!!作者様と作品に謝謝!!! (5月9日 20時) (レス) @page37 id: bc020e7b09 (このIDを非表示/違反報告)
あい - これで6回くらい見直してます、、何回みても面白いです！完結おめでとうございます！ほんとに萌えです！ありがとうございました！ (2022年10月15日 22時) (レス) @page37 id: 5ef6a6e0aa (このIDを非表示/違反報告)
TWIN tower☆(プロフ) - おふさん» 天才だなんて！こちらこそ読んでいただいてありがとうございました！！ (2022年9月28日 1時) (レス) id: 8dae0d076b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TWIN tower☆
| 作者ホームページ：http://twin-tower
作成日時：2022年1月5日 13時
