お茶目な叶さん ページ14
A side
葛葉さんと叶さんをしっかりとチャンネル登録して、数日たったある日の夜。
ピンポーン
「はぁい？」
叶「Aちゃん久しぶり、叶です。開けてくれない？」
「叶さん！開けますねー」
叶「ありがとう」
共同玄関からのインターホン。叶さんが私に用事なわけなくない？でも自分の玄関にまたインターホン。
「叶さん」
叶「開けてもらってありがとね。葛葉たぶん寝てて、反応な
かったんだよね」
「なるほど…笑」
叶「これから葛葉の家で配信するんだ」
「なるほど…」
ほとんど毎日やっているのは教えてもらっていたし、葛葉さんの声で何となくわかっていたけど、自分がリアルタイムで観るのは初めてかもしれない。しかもお2人揃っての配信ときた。これは観るしかない！
叶「うるさくなっちゃうかもだし、先にことわっておこうと
思ってさ」
「全然平気です！楽しそうだなって聴いてたので。笑」
叶「あー、でもそれだけじゃちょっと面白くないな…」
「というと…？」
叶「隣の部屋行って驚かせん？笑」
「…そういうの、大好きです。叶さん」
葛葉さんが自分の部屋の鍵を閉めないタイプなのは2人とも知っていた。そーっとドアを開けると、部屋は暗かった。寝室に向かうと、大爆睡の葛葉さん。叶さんがスマホのライトをつけると少し顔を歪めた。
叶「やばやばやば…笑」
「起きちゃいますよ。笑」
叶「ちょ、録音してもらって良い？Twitterか何かにアップ
するわ。これ面白そうだぞ。笑」
「任せてください！笑」
さて、録音開始だ。笑
叶さんが葛葉さんのベッドの上に寝そべり、準備完了。
叶「ただ今葛葉爆睡中につき、驚かせたいと思いまーす。よ
いしょっと…あ、あんた誰っ？！」
葛「るせぇ…」
叶「私の服はどこ？！抱いたわけ？！何か覚えてるの？何と
か言いなさいよ！」
葛「えっ…？！？！俺酒飲んでないよな…」
叶「ほんっと、許さないんだから！くーちゃん！」
葛「…は？」
叶「おはよ、くーちゃん」
葛「かなえ…？」
叶「んふ、そうだよ」
葛「んん…意味がわからん…」
録音をストップした。これ、修羅場になるやつだ…叶さん演技上手すぎだよ…
葛「えぇ！ちょ、Aさんもいるじゃん！まじで何してん
の？！」
叶「ピンポンしても葛葉が起きないから助けてくれたの！」
「その流れでどっきりしようってなって」
葛「お前ら最悪だわぁ…」
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TWIN tower☆(プロフ) - あいさん» お返事遅くなってしまってすみません、ありがとうございました！ (6月23日 13時) (
レス) @page37 id: 8dae0d076b (このIDを非表示/違反報告)
TWIN tower☆(プロフ) - ふふさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございました〜！ (5月9日 22時) (レス) id: 8dae0d076b (このIDを非表示/違反報告)
ふふ - 有難う御座いました!!!作者様と作品に謝謝!!! (5月9日 20時) (レス) @page37 id: bc020e7b09 (このIDを非表示/違反報告)
あい - これで6回くらい見直してます、、何回みても面白いです！完結おめでとうございます！ほんとに萌えです！ありがとうございました！ (2022年10月15日 22時) (レス) @page37 id: 5ef6a6e0aa (このIDを非表示/違反報告)
TWIN tower☆(プロフ) - おふさん» 天才だなんて！こちらこそ読んでいただいてありがとうございました！！ (2022年9月28日 1時) (レス) id: 8dae0d076b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TWIN tower☆
| 作者ホームページ：http://twin-tower
作成日時：2022年1月5日 13時
