#10 最早ジムがほしい(？) ページ32
辰哉
照「ジム行きたい人ー？」
ラ「行きたーい！」
渡「俺も行くー」
蓮「はーい。」
阿「俺も！」
深「はいちょっとストーップ。」
照「何、ふっか。」
深「ジムに行きたい気持ちはわかるが、1週間に
1回くらいは家でトレーニングしてほしい。俺
シンプルに照の撮れ高不安になってきた。」
康「今のところ照兄のファンの人、たぶんやけ
どめっちゃつまらんで。」
照は知っての通り筋肉愛溢れる男だ。オフの
日中はほとんどの時間をジムで過ごす。
だからたぶん10人のなかで一番家のカメラに
映ってる時間が短い。康二の言うとおりだ。
照「そっかぁ。じゃあ俺、今日は家でトレーニ
ングしようかな。みんなは普通にジム行って
いいよ。」
ラ「えー、じゃあ俺も家でやるー」
渡「照いねぇなら行く意味ないだろ。」
蓮「そうだよね。笑」
康「え、なんかごめん。」
照「そんなことないよ。」
阿「そういえばここにもトレーニング器具ある
んだもんね。」
阿部ちゃんの言う通り、この広すぎるリビン
グには俺らの希望で揃えたトレーニング器具
がある。ちょっとしたジムコーナーみたいに
なってるんだよね。
ラ「はい、ふっかもやろうね〜」
深「んぇぇぇ〜…」
康「ええやん、照兄おるんやし！」
照「康二はやる気じゃん。ね、ふっか？」
深「…はいはい、わかりましたよ！」
俺まで巻き込まれる始末…
今日はゲームするって決めてたのになぁ…
舘「ただいまー…おぉ。」
「びっくりした！」
佐「リビングの人口密度えぐ！笑」
7人「おかえりー！」
佐「ジム行かなかったの？」
阿「ジムに行っちゃうとさ、家のカメラに映像
残せないでしょ？それで照の撮れ高気にして
こんな感じ。」
「あー、そういうことかぁ。」
ほんと、照の考えるメニューって辛い。
でも実際、どの部分に効くってあらかじめ教
えてくれるし、効果も出てる。だから、どん
なに辛くても照のメニューにはついていきた
いんだよな。
渡「ぐぁぁぁぁぁ！」
照「うぃー、翔太お疲れ！前より上がるように
なってたな。」
渡「でしょ？！俺さ、最近胸囲90cmまでいった
んだよ！」
照「おぉ、良いね！」
阿「この前聞いたってば、それ！笑」
深「あ゛ーーーーー、しぬ！」
舘「ふっか…笑」
康「声がデカすぎんねん！笑」
「Aの耳元だから！」
深「え？！ごめん！笑」
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作者名：TWIN tower☆
| 作者ホームページ：http://twin-tower
作成日時：2021年2月5日 23時
