シェアスノ！ (ページ4)

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#1 初日ページ4

辰哉

佐「俺開けたーい！」

深「お、じゃあ佐久間いく？」

　「異論なーし！」

佐「んじゃいくよー？」

　佐久間が玄関のドアを開けた。

　広い玄関には、みんなの靴を入れても置き場

　が余りそうなシューズクローゼットがついて

　いた。

　階段があるから平屋でないのは確か。

　ドアを開け、まず目に飛び込んできたのは…

　リビングダイニング。

　「「「うぉぉぉー！」」」

康「広すぎるやろ！」

ラ「え、凄い！」

深「シンプルに広いな！笑」

　10人は余裕で座れそうなふかふかのソファ。

　アホみたいにでかいテレビや、みんなでリク

　エストしたトレーニング器具、サウンドシス

　テム、ハンモック、ゲーム機…全部ある。

舘「え！アイランドキッチンなんだけど！」

阿「オシャレじゃーん！」

照「舘さんが感動してる！笑」

舘「冷蔵庫もめっちゃいいやつだし、え、オー

　ブンレンジとかもあるじゃん！」

渡「料理の幅広がりそうだよね。」

深「舘さんのご飯まじ楽しみなんだよな～」

舘「そりゃもう、腕振るいますよ。」

　「やった！！」

蓮「料理してる舘さんが常に見れるのって最高

　じゃん。」

佐「そうだね、解放感あるもんね。」

　「顔がいつも見えるってのが良いよね。」

　奥には10畳の和室が2部屋もあった。

　そして風呂場、トイレ、洗面所。

　風呂場はもう完全にこぢんまりとした宿かっ

　てレベル。シャワーは全部で4本あるから、大

　人数で一気に入ることも出来るんだろう。

　と、1階は全部見たから一度リビングに集合す

　る。

ラ「2階行きたい！」

佐「そうだ！自分の部屋みたい！」

阿「リビングに置いてきた荷物をとにかく自分

　の部屋に入れたいのよ。」

　「それな。」

渡「着いて早々部屋汚くなるのまじ無理。」

　2階には10部屋ある。俺らの部屋になるとこ

　ろだな。事前に家具を搬入しなきゃいけない

　から部屋の場所は既にくじで決めていた。

　照Ⅰ貴Ⅰ阿Ⅰ蓮Ⅰ舘

階段廊下

　康Ⅰ渡Ⅰ佐ⅠラⅠ深

照「お！可愛いじゃん、これ。"ひーくんの部

　屋"だって～笑」

　「"Aちゃんの部屋"とか、え？急なちゃ

　ん付け？笑」

深「このドアについてるお名前タグはですね、

　シェアスノのスタッフさんが作ってくださっ

　たそうです。」

佐「まじで？！嬉し～！」

康「ありがとうございます～！」

　ほんとにここで1年、みんなと暮らすんだ…