私の兄はイケメンです(それな)《S.W》

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翔太





佐「Aちゃんおはよぉ！」

康「おはよー！服似合ってるやん！」

　「大介くんも康ちゃんもおはよぉ！みんなも

　おはよぉ！」

渡「え！何でいるの？！学校は？！」

　「私も一緒に雑誌に載ることになって…笑」

照「翔太にはずっと秘密にしてた！」

深「サプライズ！」

渡「へぇぇぇぇ…？！」

目「驚き方独特じゃね？笑」

阿「顔やばいよ、翔太。笑」





　Aが雑誌…？どういうこと…？もしかして

　芸能界デビューとか？！





　「この前貸しスタジオで色々あったでしょ？

　だからまたああならないように、公式的に1回

　だけ顔ばらそうと思って。」

ラ「俺にずっと相談してくれてたんだけど…」

渡「何でラウール？！」

　「歳近いから、感覚とか似てるかもしれない

　なって思って。」

ラ「で、俺ら2人で話まとまった頃にしょっぴー

　以外のメンバーに話したわけよ。で、A

　が出ても良いって言ってるなら、それを尊重

　すべきでしょってなったわけ。」

阿「一応付け足しておくと、事務所の人にも翔

　太のパパママにも許可もらってるから大丈夫

　だよ。」

渡「…結構しっかり準備したサプライズだな。

　Aほんとに大丈夫？学校の人に全部知ら

　れちゃうよ？」

　「うん。それを覚悟した上だから。2人は友達

　いるからきっと大丈夫。それに、いつも車で

　迎えに来てくれるじゃん？もしそのときに撮

　られちゃったら、この前みたいにファンの人

　に誤解されちゃうでしょ？しかも記者が後ろ

　ついてきたら家バレもするし。だから決めた

　んだ〜」

渡「そっか…笑」

　「ねぇ、何でそんな泣きそうな顔…笑」

渡「もぉー、ちょっとこっち来なさい！笑」

　「え？…んわぁー、苦しい！笑」





　Aが俺や家族のことをここまで考えてく

　れていたとは。実は俺が思ってる以上に大人

　になってたんだなぁ…

　と、Aをハグして頭を撫でているときに

　シャッター音。





佐「あ、そのハグの写真もばっちり撮られたで

　やんす！笑」

舘「きっと連載ページ行きだね。笑」

目「そこの写真だけ切り抜いて飾るわ。」←

康「その写真スマホの壁紙にするわ。」←

渡「別に写真なんて撮り放題じゃん。いつでも

　会えるんだから。笑」

康「それとこれとは違うねん…この感動的なシー

　ンがあってこのハグ…」

照「エモさだよな！」

康「せやで！」





　てことでA、雑誌デビューします。

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