レンタル兄ちゃん《赤色》

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大毅





　ブランチを作っていると、インターホンが。

　あ、もしかして…





　「え、何？！」

重「たぶん俺が頼んでたやつ。出てくるわ。」

　「ちょ、だいにぃ気を付けてね？」←

重「何をそんなに不安がってんねん(笑)」





　実はAに内緒で、あるものを頼んでたん

　よ。まあ俺が欲しかっただけやねんけどさ。





重「ありがとうございましたー」

　「だいにぃ無事？ねぇ、無事だよね？！」

重「無事や…うっ！やばい！さっき首筋噛まれた

　んや！俺から逃げろ！」

　「は、何してんの。」

重「えぇぇぇ！？ボケたのに！急に冷たくせん

　でやぁぁ(笑)！」

　「ちょ、うるさいから(笑)」

重「なぁぁ！いきなり裏切るなやぁぁ！」

　「ごめんって(笑)」





　なかなか面白かった。←

　てか普通に素が出てもうたわ。

　他のレンタル兄ちゃんやってるやつらから、

　通称ウザ岡って呼ばれとる。

　別にウザいこともないと思うけどなぁー？←





　「で、何それ？そこそこ大きい箱だね。」

重「ドラマのDVDやで！」

　「ドラマ？何の？」

重「えっとな…『ありがとう、青春！』とかー、

　『サムライ教授』とか『大富豪』とかやな。

　あ、『ノンママ日記』もあるで！」

　「え、人気のやつある！しかも観たかったや

　つある！よりどりみどりじゃん！これ、全部

　だいにぃチョイスだよね？」

重「そうやでー！『宇宙一難しい恋』が好きっ

　てことは好きなドラマのタイプ似てるんかな

　って思ってん。」

　「え！好みぴったり！観よう！」





　ブランチしながら観賞会決定やな(笑)

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