レンタル兄ちゃん《赤色》

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大毅




　いやー、寝正月ええね！←

　昨日バリバリ運動してたやつが何言うてんね

　んって感じなんやろうけど(笑)

　ベッドルームに来て、2人でベッドに入る。
　
　さすがにシングルベッドに2人ってのは無理が

　あったかも(笑)狭いわ(笑)





　「だいにぃあったかいね？」

重「そーかー？」

　「体温高い？」

重「んー、普通やと思うけどなー」

　「そうなのー？」





　ベッドに入ってもゴロゴロしとるだけ(笑)

　寝るために来てんけどな(笑)

　それはAも同じみたいで…





　「ベッド来たけど、喋っちゃうね(笑)」

重「まあええんちゃう？寝るまで喋るのも！」

　「そうだね！」





　そう言って、急に仰向けだったAが、俺

　に向き直ってくっついてきた。

　俺の胸元にAの頭があるねん。めっちゃ

　甘えてきてる。

　か、可愛ええ…！！

　



　「はー、落ち着くなぁー」

重「やたら甘えたやね？甘えたな人なん？」

　「こんなんするのなんて、だいにぃだけなん

　やで(笑)？」

重「関西弁ヘタクソやな(笑)」

　「うるさい(笑)」





　なんだか心地よくて、しばらくAの頭を

　ふわふわ撫でていると、いつの間にか寝てい

　た。

　俺も寝よーっと。

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