スケーター×JW=？

フリープログラムの日 ページ48

A




　全世界に衝撃が走った昨日。

　メディアは大きく取り上げた。

　それから夜が明けて、フリーの日…

　の早朝。





　朝早く目が覚めてもうた…

　理由は布団がはだけてて、寒かったから。

　そっから布団に入ってもなぜか眠れなくて、

　そのまま起きていることにした。

　すると、部屋の鍵が開く音が。

　コーチか振り付け師さんかな。たまに、起き

　たら知らん間に部屋にいて、朝ご飯一緒に食

　べよ！とか言われることあるし。←

　



？「はよ入れって！」

？「寝てるし大丈夫やろ！」

？「えー、もしかしたら起きてるかもやで？」





　聞き覚えのある大好きな声達。
　



　「み、んな…？」

濱「あっ…」

淳「見つかったやんけ。」

重「さっさと入ればええものを〜！」

神「慎重に入った意味無かったやん(笑)」

照「なんで起きてたん、A〜」

流「俺と一緒に寝られへんから、よく寝付けて

　ないねんな(笑)？」←

望「ちゃうし！俺のおやすみのチューが無かっ

　たからやし！」←

淳「どっからくんねんその自信は。」

照「Aやって、いつも1人で寝てんねんか

　らな(笑)？」




　一気に賑やかになる私の部屋。




神「押し掛けといてあれやけど、寝てなくて大

　丈夫か？疲れてない？」

　「なんか寝れないねんなぁ〜」

重「あれちゃう？俺らが来るのを察して！」

濱「会いたくて仕方なかったんやろ！？」




　そうか。寝られなかったのは。

　みんなと会えてなかったから。

　みんなが好きだから。大好きだから。



　
　「流星と寝れてないのも、望のチューが無い

　のも、寝れない理由かもしれへん。」

望「やっぱりな！」

流「え、ほんまに？」

　「やっぱりオリンピックは一味ちゃうわ。み

　んなに対しての好きが増した。ほんまにあり

　がとうな！」




　そう言った直後に、望からうるうるおめめで

　抱っこされてチューされたのはオリンピック

　の1つの思い出やなぁ。




望「ずっと我慢しててんで…？」

　「望…」

望「だから、ええやろ？」

　「ちょ、待って！」

淳「声だけ聞くと勘違いするわ！」

重「あ、これはただAのスマホに入ってる

　ゲームしようとしてるだけやね。」←





　あれです。某荒野を行動するやつです。←

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