お前ら私は女だぞ！？2【wrwrd】【らっだぁ運営】

起きた！ ページ33

貴方サイド


KC「は！？A……？？」

『そーですよー何か問題でもー？』

KC「いや！違くて！！」

焦ったようにあわあわしながら弁解するKC。

ひと「……しんぺーしん？」

低い声でずもももも、と言うほどの効果音がしそうなほどイライラしているひとらん。

ひと「本当に死んじゃうのかと思ったじゃんかぁ！！！」

パサリ、と帽子が落ちて、目の下が赤くなっているのが分かる。
そして、しんぺい神の胸ぐらを掴んでいるひとらんらん先生。

コン「あ〜おかえりなさ〜い。」

いつも通り、ほわほわしながらニコニコして、
言うこんちゃん。

グル「……A。」

『ハイグルッペン先生！？？』

グル「お前って奴は………！！！」

ガタン！と立ち、こっちに寄ってくるグルッペン。

『グル、ッペン？！』

グルッペン先生の方が背が高いので、見下ろされる形になる。

グル「……心配した……んだよ……」

ぎゅう、っと抱きしめてきたグルッペン。

『グルちゃん……』

背中に乗っている手が震えて、力が増す。
サラサラとした金色の髪の毛がこしょばったい。

「んふふふふ！！！お熱ですね！」


大きな声が聞こえた。
パッと手が離れた。そして、声の聞こえた方を向く。

すると、鮮やかな水色の髪の毛、剃り込みがあり、
ぐるっぐるのメガネをした、オーバーオール？？
を着た、私と同じくらいの子が居た。


ぺい「……誰だ？？」

「あふふふふ！！そんなぁ、話してないんですからコネシマ？！」

コネ「い、いやぁ……そのな……」

「ホンット使えないなぁ…………」

死「……何？？？殺していいのこの子。」

「えええ？？？怖いなぁもう………

くそ無能なコネシマにかわって自己紹介します！
こんにちは！チーノです！
皆さんと一緒に頑張りたいです！よろしくお願いします！」


ニコニコ笑いながら自己紹介したチーノ君……？？

トラ「よろしく。」

『……確か、めんつゆ麦茶の代わりにコネシマにあげた子だっけ……？？』

チーノ「っはっはっはっは！！！！！」

壊れたように笑い出すチーノ君。

その壊れた笑い声につられて、皆も笑っていく。


あはははは！！と笑ってるうちに、だんだんめまいがしてきた。クラクラもしてきた。

ぴくと「……え？？Aさん……？」

『あ、まずッ』

ガタン、足から崩れ落ちて、意識がフッと無くなった。

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