【天馬司】おれだけみてよ、【プロセカ】

かわいいが22回 ページ23

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「き、緊張して、汗が、どこか変なとこないか？髪型大丈夫か？襟めくれてるとかないか？！」

「司くん落ち着いて！大丈夫、今日もかっこいよ！！！」

「そ、そうか？えむが言うならそうだよな、大丈夫だな！」


5日間はあっという間にすぎ、既に土曜日の公演開始10分前

ステージの端から客席を見ると今日もかなり人がいる

…でもAは見当たらなくて

しかしだからといって手を抜く訳がない

いつもとまるで違う系統だが大丈夫だろうか？

緊張でセリフ飛んだりしないだろうか？

タイミング間違えてしまったりしないだろうか？

またネネロボの充電が切れてしまったり…いや、それはさっき確認したし大丈夫だ

──Aは、来てくれるだろうか？

どんどんと押し寄せてくる不安に吐きそうになる


「はぁ…司、いい加減落ち着いて
あんたが多少失敗してもカバー位ならできる
それに、そんなんになってたらスターだなんてやってられないでしょ」

「そうだよ、君ひとりでやる訳では無いんだ
僕たちがついている ほら深呼吸して
それに、Aくんだって来てくれるさ」

「そうだな…すまない」


大きく息を吸い、吐き出す

落ち着いてきた オレならきっとできる

いや、やってみせる！！


「─そろそろ時間だね！それじゃあ今日も！」

「「わんだほーい！」」









『┈皆様！本日は我がワンダーランズ×ショウタイムのステージにお越しいただき、誠にありがとうございます』









「ま、間に合った……！」

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