【天馬司】おれだけみてよ、【プロセカ】

かわいいが2回 ページ3

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「おや、司くん 今日は髪型がいつもと違うんだね」

「あぁ、朝にAがやってくれたんだ！」


休み時間、教室にやってきた類にどやどやと自慢をする

いつもと違うから少し慣れないが、かなり気に入った

明日も、これからもやってもらいたいくらいだ


「その髪型、ショウでするのもいいかもしれないね
ヘアセットは司くんも出来るがAくんも凝ったものが出来るようだし頼んでみようか」


ショウでか…確かにいいかもしれないが…


「それは、嫌だなぁ…」

「どうしてだい？」


類にもAがやるのかと考えるとモヤモヤしてムカムカしてくる

所詮、嫉妬というものだろうけど


「Aにだって用事があるだろうし…そもそも俺はアクションが多いんだ！崩れてしまっては勿体無いだろう！
直せない訳では無いが…折角してくれるなら崩したくないしな…」

「…そういうことにしておこう」

「な、これは本心だぞ？！」


余裕そうな類に腹が立つが、バレているようで言い返しずらい


「天馬くんどしたの？ほっぺ膨らましてして かわいいね」

「な、あ、かわいくなどない！オレはかっこいいんだ！！
じゃなくてどこから来た？！」


どこからかやってきたAに言われ慌てる

今日初めて言われたことじゃあないが、かわいいと言われるのはむず痒くて嫌だ


「ん？かわいいよ」

「だから…ｯ」

「確かに司くんはかわいいね」

「る、類！！」


質問は無かったかのようにスルーされこの有様

オレは抵抗をやめて次の授業の用意をすることにした 相手にしていたら疲れてしまう…

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