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Aサイド

『じゃ、気をつけて帰ってくださいね』

研「敬語」

『え?』

研「なんで敬語なの。さっきまでは普通に話してたのに」

『すみません。仕事上そういうものなので』

ごめんね、研磨

仕事上なんて嘘なんだ

ほとんど人間じゃない僕が人間と関わったら何が起こるかわからない

ほんとに、ごめん

乙「A様?」

『乙姫もありがとう。疲れたでしょ?休んでいいよ』

乙姫の頭をそっと撫でる

乙「でも、A様酷い顔してる。悲しい顔してるの」

悲しい…

この感情は悲しいなのか?

分からない

僕にはこの感情が悲しいのかが分からない

それは、僕が人間じゃないから?

人間だったら分かっていたのか?

乙「A、様?」

乙姫が小刻みに震えていた

『ごめんね。帰っていいよ』

もう、考えるのはやめよう

僕が悪かったんだ

ここに生まれた僕が悪い

ただ、それだけだ

それだけ

「こん、ばんわぁ。」

『うるさい』

霊に手をかざす

一瞬で消えた

『ぇ?』

今まで、こんなことはなかった

霊力の制御が出来ていないのか?

制御しなければ

何故上手くいかない

何故?

『何故?何故だ!』

霊力がとんで、周りの霊が消えた

霊力の暴走によってボロボロになった包帯が落ちる

目の前の水溜りに自分が映ったのを見る

『っ!?』

そこには自分だと思えないほどの、怪物がいた

赤目の、角が生えた“鬼”が

こちらを睨んでいた

口裂け女→←・



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作者名:海百合 クラゲ | 作成日時:2021年5月18日 17時

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