陰陽師が参りまぁす (ページ4)

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Aサイド

夜になり臣さんの家に行く

佐「なにをそんなに持ってきたの？」

『装束ですよ。陰陽師が着る服です。まぁ、作業服みたいなものです』

戦闘服とも言うけど

佐「ここです」

おぉ

でっかくて綺麗な家に住んでる

『お邪魔します』

佐「今日は誰もいないから。先にお風呂入る？」

『いえ、お先にどうぞ』

人が入ったのに入りたくないでしょ

佐「じゃあ、その辺に座っててください」

ﾊﾟﾀﾝ

さてと、装束に着替えるか

それと報告書も書けるとこだけ書いとこう

あとは道具を組み立てて、と

ｶﾞﾁｬ

佐「上がりました」

『じゃあ、もう寝てください』

佐「分かりました。歯磨きとかしてきます」

それにしても綺麗な家だな

白色で清潔感がある

それにホコリひとつ落ちていない

潔癖症ってここまでなるんだな

佐「もう寝れます」

『はい、おやすみなさい』

そう言って佐久早の部屋に着いてく

佐「え？部屋来るんですか？」

『え？そうですけど？』

佐「……どうぞ」

まさか部屋に着いてくるのは予想外だったか

『じゃ、おやすみなさ～い』

意外とスッて寝れる人なんだな臣さんって

お札はって夢に入れるようにしておく

あとは寝るだけ

誰かと寝るなんて、いつぶりだろう

目を開けるとそこは薄暗い電車の中だった