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Aサイド
『いくら最強でも、まだ僕は未熟なんです。祓えないのもたくさんいます。だからああやって祓えなかったことに怒る人もいるんです』
僕はまだ未熟者
若いだろうが年寄りだろうが関係ない
一般人にとっては祓えるか祓えないか
『だから、気にしないでください』
精一杯の笑顔で言う
黒「お前は無茶ばっかりしてほっとけねぇからな。それは無理かもしんない」
『えっ?』
黒「お前はすぐ自分のせいだって自分を責める。そして誰にも言わず、いや、言えずに溜め込む。そうなるとお前自身が壊れるぞ。誰でもいいから頼れ。な?」
いつもの黒尾さんからはありえない言葉が出てきてビックリ←
黒「今失礼なこと考えたでしょ?」←
『いえ、まったく』←
研「クロが言ってるのは正しいよ。A、ずっと俺らに陰陽師だってこと隠してたじゃん。それってさ、俺らを巻き込みたくなかったからなんでしょ?」
『やっぱり研磨さんにはバレてましたか。陰陽師は危険なこともあるんです。大体の陰陽師は霊から呪われたり祟られたりして亡くなるんです。もし、僕と深く関われば皆さんが危ないかもしれない。だから、皆さんと少しだけ距離を取ってたんです』
夜「確かに、陰陽師は危険かもな」
リ「あんな恐ろしい奴と戦ってますしね」
夜「でも、俺らは“A”に助けてもらった。それはAが強かったから。それは変わりない。だから自信を持て!俺らがついてる!」
『…はい!』
僕はいい人たちと出会えて良かった
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作者名:海百合 クラゲ | 作成日時:2021年5月18日 17時