検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:6,983 hit

36 ページ38

syudouくんはパルクールが出来ない。

私はすぐにコツを掴んだが、
syudouくんはいつになっても出来なかった。

私はそれを思い出し、急いで屋根の上に登った。

syudouくんが下の方で笑っていた。

syudouくんは笑顔ではあったが、
その表情自体は笑顔から程遠いものであった。

正直気味が悪かった。

ひとつ深呼吸をし、いつものように飛んだ。

ああ、風が気持ちいい。

私はパルクールが大好きだ。

皆は鳥になったみたいって言うけど、
私は人としての自分が飛んでいるという
事実が心地よかった。

不思議だ。

皆に追いかけられていたはずなのに、
誰も追ってこない。

ああ、そんなこともうどうでもいい。

足をつく。

勢いよく足を離す。

手すりを潜り抜ける。

楽しい、楽しい。

今だけは全てを忘れて飛んでいたい。



「きづけないの?」

????37??????→←35



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 学パロ , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:being | 作成日時:2020年1月25日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。